豊岡市の城崎温泉では、温泉の恵みに感謝する「温泉まつり」が開かれ、寺の住職が外湯をめぐって、感染症の終息などを祈りました。兵庫県城崎温泉の「温泉まつり」は城崎温泉を開いた道智上人(どうちしょうにん)の命日とされる4月24日に合わせて温泉の恵みに感謝しようと毎年、開かれています。
新型コロナウイルスの影響で2020年に続き、2021年も古典行列は中止となりましたが、午前10時に温泉寺の住職らがJR城崎温泉駅前の外湯「さとの湯」を出発。7か所の外湯めぐって「湯祈祷」を行い、感染症の終息を祈りました。
城崎温泉では緊急事態宣言の発令で、すでに一部の旅館などで自主的に休業を決めたところもあるということです。