■関西リーグ1部 ハリマ2-0滋賀(4月12日/五色台運動公園)
サッカー関西リーグ1部の開幕戦が4月12日、五色台運動公園(洲本市)などで行われ、播磨地域で活動する社会人クラブ「チェント・クオーレ・ハリマ」(事務局:高砂市)がレイジェンド滋賀に2-0で勝利した。
前半36分にMF上村岬(うえむら・みさき=元ジュビロ磐田)がゴール左隅にシュートを決め先制。
後半16分にはゴール正面でパスを受けたFW松本祐樹がシュートを決めた。
■JFL昇格めざす
関西リーグ1部は8チームで構成。9月まで各チーム総当たり14試合を行う。
ハリマは昨季、首位と2位に勝点で並んだが、総得点差で3位となり、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ出場を惜しくも逃した(昨季は2位まで出場可)。
今季は、横浜F・マリノスなどJ1で活躍したFW藤田祥史(ふじた・よしひと 兵庫県出身)ら7人を獲得してチーム力を強化。悲願のJFL昇格と、Jリーグ参入を目指す。
次のホームゲームは5月15日、五色台運動公園で行われる。
ハリマは今季、ホームゲームをユーチューブでライブ配信する。
<チェント・クオーレ・ハリマ Cento Cuore HARIMA>
前名「バンディオンセ加古川」。1976年兵庫教員サッカー部として創設。関西リーグで優勝6回。昨年、新体制となり現名称に変更。
選手全員がアマチュア契約で、練習後、スポンサー企業等で就業している。
クラブはチームのほか、スクールやアカデミーも運営している。
チェント・クオーレとはイタリア語で「100(たくさん)の心」の意。
(浮田信明)