新型コロナウイルスの感染拡大による病床のひっ迫を受け、井戸知事は、これまで認めていなかった感染者の自宅療養を10日から実施すると発表しました。
兵庫県では300人以上の感染が3日連続で続き入院と重症いずれの病床の使用率も70%を超えています。 これを受け、井戸知事は10日から感染者の自宅療養を容認するとしました。
会見の中で井戸知事は「自宅療養をするということはそれだけ医療の実情がひっ迫して厳しい状況に置かれているからこそせざるを得ない」と話しました。
一方、兵庫県は、警察と連携し、神戸・三宮の繁華街で感染対策を呼び掛ける見回りをはじめました。
兵庫県生活部の城友美子部長は「感染者が増えている状況では不要不急の会社はできるだけ避けていただきたい」と話していました。