緊急事態宣言が解除されたのを受け、無症状の人に新型コロナウイルスの検査を呼び掛ける取り組みが兵庫県内で始まりました。

この「モニタリング検査」は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された地域で、感染の再拡大の兆候を察知し、早期の対策に繋げようと、地元自治体と国が連携して行うものです。

3月5日は300の検査キットが用意され、神戸市内の商店街で通行人に検査の参加を呼び掛けました。
参加希望者は検査の説明を受けた後、アプリに個人情報を登録し、検査キットを受け取ります。
キットに唾液を入れ、検査会社に郵送すると、到着したその日にPCR検査の結果がわかるということです。

モニタリング検査は秋ごろまで毎日全国で1日1万人規模で行われる予定で、兵庫県でも1日1000件の検査を目指すということです。