兵庫県姫路市では春の恒例となったひな祭りの特別展が開かれていて、さまざまな時代や地域のひな人形を紹介しています。
ひな祭りの特別展は姫路市の日本玩具博物館で開かれていて、江戸時代と明治時代に飾られていたひな人形とひな道具などを紹介しています。
こちらは江戸時代中期から後期のひな人形。「立ち雛」といわれ紙や布の衣装が着せられ屏風などに立てかけて飾ったとされます。
こちらは明治時代後期に作られた「御殿飾り」。建物の中にひな人形を並べるこの飾り方は京阪神で人気があり広く流行したということです。
また、食器やかまどを小さく作ったひな道具なども一堂に展示され、訪れた人はそれぞれの時代の雰囲気を楽しんでいました。 この特別展は4月11日まで姫路市の日本玩具博物館で開かれています。