2021年01月19日(火曜日) 16:42 地域・まち

緊急事態宣言で客足遠のく
豊岡市のスキー場は困惑

緊急事態宣言の再発令で経営が厳しくなっているのは飲食店だけではありません。 豊岡市のスキー場では、今シーズン雪に恵まれながらも集客に影響が出ています。

神鍋高原にはアップかんなべスキー場と万場スキー場、奥神鍋スキー場の3つのスキー場があり、冬場は多くのスキー客でにぎわいます。 しかし、2年続いての暖冬の影響で雪不足となり、特に深刻だった昨シーズンはわずか10日間しか営業できないスキー場もあるなど、苦しい経営状態となりました。

一転して今シーズンはスキー場のオープンを前倒しにできるほど雪に恵まれています。 そんななかで再発令された緊急事態宣言の影響で、順調だった客足にも陰りが見え始めました。 一般客だけでなく、宣言後には小中学校のスキー教室のキャンセルが相次いだほか、予定していた大会も中止になったということです。

さらにロッジについても消毒やマスクの着用など感染対策をとりながら営業していますが、利用しない客も多く売り上げに影響が出ています。 地元の観光協会では、安心して訪れてもらえるよう今後も十分な感染対策をとりながらスキー客を迎えたいとしています。

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