2020年12月09日(水曜日) 16:58 地域・まち

新型コロナ「第3波」 神戸市立医療センター中央市民病院 重症病床残り1床

新型コロナウイルスの拡大が収まらないなか、兵庫県の基幹病院の1つ神戸市立医療センター中央市民病院では、重症者の病床が残り1床となるなど医療現場では予断を許さない状況が続いています。

新型コロナウイルスの感染者を受け入れる神戸市立医療センター中央市民病院は第1波で起きた院内感染を踏まえ、11月9日から全36床ある臨時病棟の運用を始めています。

しかし、感染が急拡大している影響で臨時病棟の使用率は83パーセントとなっていて、14床ある重症者の病床は12月9日時点で残り1床となっているということです。

また、対応に当たるスタッフも不足していて、新型コロナ以外の患者の急変に備えた本館の集中治療室を16床から12床に減らすなど影響が出始めています。

また、病院には最近、神戸市外からの転送依頼も増えており、県全体で医療現場がひっ迫しているとして、改めて基本的な対策を取るよう呼び掛けています。

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