神戸空港で航空機の事故を想定した訓練が行われました。
訓練は177人乗りの航空機が緊急着陸後に滑走路上で動けなくなり、第2エンジンから出火、乗員乗客30人に多数の負傷者が出た想定で行われました。
訓練には航空会社をはじめ消防や警察、病院など20の関係機関から約150人が参加。
今回は新型コロナウイルスの感染対策を徹底するために、乗客の役には人形が使われたほか訓練自体も密を防ぐ措置が取られ、参加者は負傷者の重傷度によって治療の順番を決めるトリアージや関係機関の連絡体制などを入念に確認していました。
神戸空港などを運営する関西エアポートは今月22日に関西空港で夜間を想定した訓練を行う予定で、空の旅の安全確保に努めたいとしています。