2020年10月19日(月曜日) 17:46 事件・事故地域・まち

宝塚市教委が30項目のいじめ再発防止策
 小中学校に対策チーム設置など

4年前、宝塚市の女子中学生がいじめを受け自殺した問題で、市の教育委員会はおよそ30項目からなる再発防止策をまとめました。

2016年に宝塚市のマンションで、当時中学2年生の女子生徒が自殺した問題を巡っては、自殺の直前まで部活動やクラスでいじめが続いていたと認定されています。

19日公表された基本方針は、問題について再調査委員会がまとめた報告書がことし6月、市に提出されたことを受け策定されたもの。

いじめに対する認知が甘かったことから、全ての市立小中学校に新たに対策チームを設置するほか、女子生徒の自殺の背景には部活があったとして、生徒や保護者、教師を対象に部活動実態調査を実施、現在抱えている課題を明確にして改革するとしています。

宝塚市では先ほど、柔道部の顧問が生徒の背骨を折ったとして逮捕される事件が発生していて、今回の基本方針では体罰禁止の徹底を継続することも盛り込まれています。

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