兵庫県は、有識者を交えた新型コロナウイルスの対策協議会を開き、無症状や軽症の患者でも、引き続き自宅療養は行わないとする方針を確認しました。
兵庫県は14日、井戸知事をはじめ、感染症の専門医などの有識者を交えた新型コロナウイルスの対策協議会を開きました。
国は無症状や軽症の感染者について、医師が入院の必要がないと判断した場合に、自宅療養を認めていますが、会議では、兵庫県は引き続き原則入院による療養を続け、医師の判断によっては宿泊療養を可能とする方針を確認しました。
このほか県は、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備え、10月中に250カ所程度の地域の医療機関を、保健所を通さずに、適切な検査が受けられる施設として指定するということです。