関西で最も早い夏祭りとされる兵庫県の西宮神社の「おこしや祭り」が6月14日、新型コロナウイルスの影響で縮小して行われました。
西宮神社に伝わる「おこしや祭り」はその昔、海で漁師の網にかかったえびす様がみこしで神社に運ばれる道中近くの「御輿屋跡地」で休んだという故事に由来する伝統行事で、旬の果物・ビワを供えることから「びわ祭り」とも呼ばれ「関西一早い夏祭り」として知られています。
2020年は新型コロナウイルスの感染防止のため、時間やコースが短縮されたほか、みこしの担ぎ手はマスクを着用するなど例年とは違った形となりましたが、浴衣をまとった「びわ娘」らが御輿屋跡地に向け出発。
雅楽の演奏に合わせてゆっくりと練り歩き、到着した跡地では戎舞が奉納されました。
このほか、ビワが振る舞われ訪れた人たちは夏の訪れを感じていました。