2020年06月05日(金曜日) 15:39 地域・まち

廃棄された衣類処理できず 新型コロナの影響

新型コロナウイルスの影響で外出自粛中に自宅内を整理して捨てられた大量の衣類が処理できず、県内では廃棄の自粛を呼び掛けたり回収を中止したりする自治体が出ています。

兵庫県加古川市のリサイクルショップの工場内に高く積み上げられているのはごみとして捨てられた古着です。

毎年5月は衣替えのシーズンとあって廃棄される衣類の量は多いということですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で外出自粛期間中に衣類などを整理する人が増え、加古川市では先月だけで例年の倍の量の114トンを収集したということです。

普段なら保管する倉庫は壁も見えていて通路も確保できているそうです。
リサイクル業者は回収した衣類を東南アジアへ輸出するほか、工場などで使用する清掃用の布に再利用しますが、現在は輸出がストップしているほか、国内の工場も稼働していないためリサイクルが追い付かないといいます。

県内では尼崎市や西宮市、宝塚市などで回収を中止しているほか多くの自治体で衣類のごみ出しの自粛を呼び掛けています。

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