2020年06月05日(金曜日) 14:17 地域・まち文化・スポーツ

兵庫陶芸美術館で備前焼の特別展 素朴さの中の力強さなどが見どころ

丹波篠山市の兵庫陶芸美術館では、開館15周年を記念して、古くから日本人に愛され続ける備前焼の特別展が開かれています。

この展示会は土と炎の造形から生まれる備前焼の魅力を紹介するもので、会場には、桃山時代の茶人などによって見出された名品や人間国宝から若手陶芸家までの作品147点が展示されています。
備前焼は岡山県備前市周辺が産地で、兵庫県の丹波焼と同じく、中世から続く歴史を持つ日本六古窯の1つです。

今回の展示で紹介される備前焼は粘土を成形しそのまま窯で焼き上げた焼締陶器という種類で、窯の中で灰が降りかかった時にできる「胡麻」や、うつわ肌に巻いたわらの跡が赤く発色する「緋襷」など素朴さの中にある力強さと多彩な表情が見所だということです。

新型コロナウイルスの影響で、兵庫陶芸美術館は休館していましたが、5月26日から再開。
この特別展は7月26日まで楽しめるということです。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP