2020年04月15日(水曜日) 17:55 地域・まち

客足激減で苦境の飲食店 営業方針切り替えで模索続く

市民の外出自粛が呼び掛けられ、客足の途絶えた飲食店では、営業方針を切り替えながら模索する日々が続いています。

神戸市中央区、JR元町駅からすぐの場所にある居酒屋「TOKI」を取材しました。

石原優樹さん(32)さんが経営するこの店は、4月4日から店内での飲食の提供を取りやめ、昼の時間帯の弁当の販売を始めました。

この店は2019年11月にオープンしたばかりで、順調に見えたスタートに、思わぬ打撃が襲っています。

家賃や人件費の支払い、そして店の存続のため、少しでもできることをしようと、日替わりで4種類のメニューを用意し、1日におよそ40食分を販売しています。また、電話で注文を受けた近くの企業や店には自ら配達も行っています。

緊急事態宣言の発令期間が終わっても、店の経営が元の状況に戻ると保証されているわけではありません。石原さんの模索する日々は続きます。

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