阪神淡路大震災の被災者支援を続けるNPO法人「よろず相談室」が被災者の証言をまとめた映像集を完成させました。
NPO法人「よろず相談室」は、阪神淡路大震災の9日後から避難所で活動をはじめ25年にわたり、被災者への訪問活動を続けてきました。
映像集では、これまで耳を傾けてきた震災障害者や独居高齢者など15人の証言をまとめていて、被災者とよろず相談室の25年の歩みが詰まっています。
「よろず相談室」の発足者で理事長の牧秀一さんは、31日をもって理事長を引退。 会見では映像集について「よろず相談室の宝物としてだけではなく、より多くの人のもとへと届けば幸い」と語りました。
よろず相談室では、映像集の他に証言集の出版も予定していて、教育現場や図書館などで活用してほしいとしています。