2020年03月31日(火曜日) 14:51 文化・スポーツ

【五輪延期】眞鍋政義氏、「ベテラン選手のモチベーション心配」

女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路の球団オーナーで、ロンドン五輪の女子日本代表監督を務めた眞鍋政義氏が3月30日、サンテレビの番組『情報スタジアム 4時!キャッチ』にゲスト出演。東京五輪の延期について語った。

■ベテラン気遣う

五輪延期について眞鍋氏は、「一時期は中止とか、2年延期とか言われてたが、1年延期でよかったという思いです」とコメント。
今後の女子バレーボールの代表選考について、「12人の代表選手を選ぶ上で、ベテラン選手がモチベーションを継続できるかがポイントだ。若い選手よりもベテランに気を使いながらモチベーションを上げさせていかないと」と指導者目線で語り、「日本選手は背が低いので団結力が必要。そのためにも早く日程を決めてほしい」と注文した。
(放送後、来年7月23日~8月8日の日程が決定)
そして「延期でアスリートは大変だが、プラスに変えて日本を盛り上げてほしい」と期待した。
番組レギュラー出演者の小林祐梨子氏(須磨学園高出身 北京五輪5000m代表)は、「まだ代表に内定していない選手はやきもきしている。特にベテランはこの時期に休むべきか、準備すべきか、精神的にしんどいと思う」と選手の心情を気遣った。

■選手が「SNSで発信したい」

ヴィクトリーナ姫路は2月にV1残留を決め、「黒鷲旗」(5月)の中止で今シーズンの全試合が終わった。現在、メインの練習場がコロナウイルス感染防止のため使用できず、スポンサー企業の体育館などで来季へ向けて練習を続けているという。
一方で、選手がふだん自宅で行っているストレッチやエクササイズ、クッキングの動画を球団公式ツイッター・フェイスブック・インスタグラムで発信しており、球団公式ホームページからも閲覧できる。
番組で眞鍋氏は、「いま子どもたちが学校に行けないので、少しでも運動不足にならないようにと始めた」と選手の思いを語った。
(浮田信明)

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