2020年02月29日(土曜日) 19:01 地域・まち

イカナゴシンコ漁解禁 漁獲ゼロも 瀬戸内海の春の風物詩

瀬戸内海に春の訪れを告げるイカナゴのシンコ漁が2月29日播磨灘などで解禁されました。

産卵は遅かったものの海水温が高く成長が早かったことから2019年に比べ5日早い解禁となったイカナゴのシンコ漁。 明石浦漁港では9隻の船でおよそ450キロを水揚げし、1カゴ25キロあたりおよそ7万円で取引されました。

県によりますと漁獲量は2017年から大幅に減っていて、播磨灘ではことしも「不漁」が見込まれています。

一方、明石市の林崎漁港では朝から漁に出たものの水揚げが全く無いまま初日の漁を終えました。

イカナゴのシンコは甘辛く炊く「くぎ煮」が春の味覚として親しまれています。 魚の棚商店街の鮮魚店ではシンコ1キロが3800円で販売され解禁を待ちわびた買い物客らが集まりました。

3月2日、播磨灘の漁業関係者たちが集まり、シンコ漁の期間などについて話し合うということです。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP