2020年02月19日(水曜日) 17:05 地域・まち

「阿万の風流大踊小踊」がユネスコ無形文化遺産の国内候補に 南あわじの伝統芸能

南あわじ市の亀岡八幡神社で古くから伝わる伝統芸能「阿万の風流大踊小踊」がユネスコの無形文化遺産の登録を目指す国内候補に選ばれました。

南あわじ市の亀岡八幡神社に伝わる「阿万の風流大踊小踊」は雨乞いの願掛けが叶い豊作になったお礼として奉納される民俗芸能です。

「大踊」は室町時代後期に発祥し、「小踊」は江戸時代中期に加わったとされていて、2011年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

政府は全国各地に伝わる豊作祈願や先祖供養の踊り「風流」をまとめて1つの遺産とみなし、2009年にユネスコの無形文化遺産に登録された神奈川県の「チャッキラコ」の登録を拡張する形で無形文化遺産に登録することを目指しています。

19日の文化審議会では「阿万の風流大踊小踊」が国内候補の1つに選ばれ、政府は2020年3月までにユネスコに申請書を提出し、2022年秋に開かれるユネスコの会合で審査される見通しです。

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