人と防災未来センターでは阪神淡路大震災から25年を前に普段は公開していない資料の特別展示を行っています。
人と防災未来センターでは震災から25年を迎えるのに合わせ普段は公開していない資料40点を特別に展示しています。
このうち半数以上が震災を経験していない中学生が選んだもので、淡路島で当時炊き出しに使われた大釜や避難所の救援物資の数が書かれた表なども並びます。
この特別展は西館1階ロビーで5月上旬まで開かれています。
また、センターの資料室では25年の企画展を開催しています。
センターは12月防災や減災の研究に役立ててもらおうと「河田文庫」を開設。河田惠昭センター長が長年にわたって集めた自然災害に関する資料およそ3000点を公開していて、中には研究会やシンポジウムの資料など一般には手に入らないものも含まれています。
企画展ではこの「河田文庫」のオープンまでの道のりをパネルで紹介するほか、阪神淡路大震災や東日本大震災で仮設住宅の被災者に寄り添い支援をし続け、2014年に亡くなった黒田裕子さんの活動の軌跡を紹介。被災者支援の活動資料や黒田さんが打ち合わせの内容を書き込んでいた手帳などが並びます。
この企画展は3月8日まで開かれています。