2020年01月09日(木曜日) 17:05 地域・まち

【特集】企業秘密?社員のやる気向上術

新しい年の幕開け。しかし、やる気が出ない時もありますよね

(女性)サービス業なんで人前で失敗することも多くて。
(男性)仕事はいつもと変わらず。ちょっとしんどかったですね。
(女性)夫婦喧嘩はしましたね。ブチギレました。

そこで今回はあの手この手で社員のやる気を引き出す企業をご紹介。

(小浜アナウンサー)あれー、あれ、何か雰囲気が違いますね。

その秘密とは…。

宝塚市の不動産会社ウィル。社員数216人。新築や仲介はもちろん、中古物件のリフォームなども手掛けています。

(ウィル  広報室 岡田洋子さん)
一生懸命やらないと面白くない。それが根底にありますので、どんなことも一生懸命にやります。

その社員の一生懸命を引き出す方法とは?

その1。内定式は大運動会。スーツではなく運動着!です。

その2。年4回の社員旅行。うち1回は3泊4日の海外旅行です。

(ウィルスタジオ 大道優香さん)
色々な部署の人と班を組んで旅行に出かけたりするので、(社員たちの)距離が近いと思います。
(ウィル不動産販売 落真晃さん)
運動会という一緒の思い出があるので、その時に起こったことを話したりして(普段)仕事一緒にしない人と仲良くなれる。

続いて見せてもらったのが、雑誌の表紙たち。女性誌か何かでしょうか?

(ウィルスタジオ 大道優香さん)「こちら弊社の社内報になります」

そう、表紙を飾るのは…社員たち。3か月に一度発表されるトップ営業社員です。

表紙は全社員からアンケートを取り、本人のキャラクターを表現。密着インタビューや同僚による人物紹介に。すごろくなど盛りだくさんです。

撮影は…会議室を即席のスタジオに。照明や背景にもこだわります。

(ウィルスタジオ 保澤志帆さん)いいです。いいです。かっこいいです。

撮影中はとことん褒めてくれます。

(保澤さん)
色々な意見を吸い上げて、『この人はこんな人なんだろうな』とコンセプトを決めて、
本人の良さが引き出せる表紙を心掛けています。

果たしてどんな表紙に仕上がったのでしょうか。

ついに完成!つけてもらったキャッチフレーズが「奇跡のアナウンサー」。その気にさせる言葉遣いはさすがです。社内報作りの極意とは…。

(保澤さん)
社内コミュニケーションツールとしての相互理解(が社内報の目的)。
受け取った人たちが明日の仕事の糧とできるように中身を考えている。

こちらは以前、表紙を飾った塚口営業所の荒木さん。表紙はというと…。

ランドセル姿!神戸大出身で文武両道の才女ながら、天性の無邪気さ子供っぽさをランドセル姿で表現。

(ウィル不動産販売 塚口営業所 荒木光希さん)
ここに載せてもらうのを日々目指してやってきているので、それが形となって結果となって出ているのが達成感とかもあって。
みんなに見てもらえるので嬉しいです。

社員の平均年齢は29.5歳。若さと勢いに溢れる社風ですが、このノリについて行けない社員はいないのでしょうか?

(荒木さん)
みんながトップを目指す訳でもないんですけど、でもそれぞれが目標を持って、どんな働き方とか自分の人生をどうしていきたいか、色々な目標を持ってみんながそれぞれ刺激を与えあっている気がします。

さらに…。

(小浜アナ)こちら何する所でしょうか?
(岡田さん)こちら社員のためのバーでございます。

なんと飲み放題の洒落たバーも完備。忘年会スルーと言われる昨今ですが、こちらの会社では夜遅くまで上司と部下が夢や人生を語り合うそうです。

(小浜アナ)あー、職場での一杯は最高ですね。

しかし、なぜここまでするのでしょうか?

(岡田さん)
見て頂いたどれもが社員のコミュニケーションを活性化させるものなんですね。
その人を知る、互いを知り合うという事のために時間とお金と労力を惜しまない。
1人では頑張れないし、ずっと頑張る事も出来ないかもしれないけど、だからこそ仲間がいるんだと。

取り組みに共通するのは社員同士の相互理解。あなたの職場や家庭でもいかがでしょうか?

 

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