日本時間の11日、スウェーデンで開かれるノーベル賞の授賞式にあわせて、パーティーで提供される日本酒を振る舞う催しが神戸で行われました。
神戸市東灘区の酒造会社「神戸酒心館」では、大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェロー、吉野彰さんの2019年のノーベル化学賞受賞を祝う鏡開きが行われました。
神戸酒心館を代表する純米吟醸酒「福寿」は、2008年に物理学賞と化学賞で日本人合わせて4人が受賞した年からノーベル賞の公式行事のパーティーなどに提供されています。
10日は授賞式を前におよそ100人に福寿が振る舞われ、訪れた人たちはお酒を楽しみながら受賞を祝っていました。
ノーベル賞の授賞式は日本時間の11日未明にスウェーデンのストックホルムで行われる予定です。