およそ50人の氏子が参列し大嘗祭当日祭が催された西宮神社。 前日から身を清めた神職がお供え物をしたり、巫女が舞いを奉納したりして皇位継承に伴う重要な祭祀を祝いました。
西宮神社には、神主たちによって書き継がれてきた日記が1694年のものから残っています。
今回、祝いの場に合わせておよそ240年前の江戸時代中期に地元の商人らに神主が振る舞ったとされるおもてなしの御膳を再現。
日記には、18品の料理が記載されていて当時、漁業が盛んだったという西宮ならではのタイを使った料理やアワビが入った茶碗蒸し。 それに、数の子とたたきごぼうなど商業的に発展し、各地から食材が集まっていたという当時の西宮の風土が感じられます。
西宮神社では、今回再現された料理を今後、祭事の機会などで提供したいとしています。