2019年11月14日(木曜日) 15:47 事件・事故地域・まち

夫殺害の罪 初公判で女が起訴内容認める

尼崎市の自宅で夫の口をふさぐなどして殺害したとして殺人の罪に問われている女の初公判が神戸地裁で開かれ、女は起訴内容を認めました。

殺人の罪に問われているのは、尼崎市の無職の女(68)です。

起訴状などによりますと女は、2018年10月、尼崎市の自宅で、寝ていた夫(当時68)の鼻や口をタオルなどでふさぎ殺害したとされています。

14日神戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で女は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「末期の肺がんを患っていた夫をこれ以上支えてあげることができないと考えた上での犯行」とした上で「被告は当時うつ病を発症し、心神耗弱状態だったが、殺害は自己の判断で行った」と指摘。

一方、弁護側は、「自分も一緒に死にたいと考えるなど、被告の精神状態は限界だった」などとして、情状酌量を求めました。 判決は11月20日に言い渡される予定です。

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