南あわじ市の沼島で南海トラフ地震に備えた大規模防災訓練が行われました。

南あわじ市の沼島で行われた大規模防災訓練には、神戸海上保安部や兵庫県警などの関係機関のほか地域の住民らも参加しました。

訓練は、最大震度7の南海トラフ地震が発生し、高さ4．4ｍの津波で沼島が孤立したとの想定で行われ、はじめに、神戸海上保安部の巡視船せっつが県警機動隊を沼島に搬送しました。

訓練では、警察官らが負傷者の対応にあたったあと海上保安部と警察が合同で行方不明者の捜索も行いました。

また、負傷者を県警のヘリコプターで救助し、巡視船に搬送する訓練も行われ、参加者は万が一に備え、連携の手順などを確認していました。