大唐見聞録 皇国への使者
毎週 月-金曜日 15:00~ 放送
若き発掘調査隊員 雲不器(うん・ふき)は、戦乱の時代を生き延びることができるか…!?
中国ドラマランキング三冠を達成した、歴史アクション超大作!!
王(おう)教授の指揮のもと、唐の時代のものと思われる陵墓の発掘調査が行なわれていた。そこに記録係兼雑用係として参加していた雲不器(うん・ふき)は、軽々しく立ち入り禁止のテープを越え、出土品に触れてしまう。その時、地鳴りと共に大きな揺れが起こり、地面に大きな穴が。大事にしていた簪(かんざし)を落としてしまった彼は、それを拾うために底の見えない深い穴へと身を躍らせるのだった。したたかに打ちつけた腰をさすりながら簪を拾い上げた雲不器は、地の底にたたずむ3体の石像を目にする。簪を使い、その石像に隠された“仕掛け”を作動させる不器。すると、彼の体は不思議な光に包まれ…。
【出演】
ワン・ティエンチェン/ジャン・ジアニン/ジャン・ジーヤオ
アニタ・ユン/ワン・ウェンジエ/ユー・ズーヤン ほか
【日本語字幕(中国語音声)】
人物相関図
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あらすじ 【全36話】
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2021年9月3日(金)最終話
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李承乾(り・しょうけん)の宣戦布告に応じた李世民(り・せいみん)は、互いの兵を下げて一騎打ちで決着をつけようと提案する。やがて、2人だけが残った広々とした朝堂からは、剣の交わる冷たい音が響き始めるのだった。同じ頃、侯君集(こう・くんしゅう)は城外にある軍営へ。太子の兵符を奪った君集は、軍を動かして皇宮を包囲するつもりでいたのだが…。
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2021年9月2日(木)第35話
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雲(うん)家の人々は、侯君集(こう・くんしゅう)によって人質として監禁されていた。雲燁(うん・よう)から彼女たちの救出を依頼され、床下から侵入した黄鼠(こうそ)だったが、見回りの者に阻まれ、小南(しょうなん)だけを連れて逃げることに。だが、必死の逃走もむなしく、2人の息の根を止めようとする追っ手が迫っていた。君集は小南に向けて矢を放ち…。
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2021年9月1日(水)第34話
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重傷を負った陳彪(ちん・ひょう)は、盲目の母の世話を雲燁(うん・よう)に託した。そして、侯君集(こう・くんしゅう)の悪事を洗いざらい話すと、やがて力尽きてしまうのだった。その夜、李承乾(り・しょうけん)に尻尾をつかまれたと誤解した君集は、承乾の殺害を企てる。君集からの密書に承乾は妙な予感を感じたものの、意を決して約束の場所へ向かうと…。
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2021年8月31日(火)第33話
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雲燁(うん・よう)は黄鼠(こうそ)と取引して脱獄に成功する。抜け穴を出た先で目にしたのは、同じく牢にいた盧辛月(ろ・しんげつ)が、誰かに連れられていく光景だった。不審に思い跡をつけた末にたどり着いた廃屋では、侯小妹(こう・しょうまい)の遺体に動揺する辛月が、太子の使いを装う男――陳彪(ちん・ひょう)に殺害時の状況を打ち明けており…。
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2021年8月30日(月)第32話
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高士廉(こう・しれん)の暗殺に単身で臨み、兵に囲まれた李安瀾(り・あんらん)。密かに彼女を追ってきた公輸木(こうしゅ・ぼく)が窮地を救うが、矢傷を負った彼は捕まってしまう。やむなく東宮に飛び込んだ安瀾。死んだはずの姉との再会に驚く承乾(しょうけん)を遮り、木の救出を約束させるも、そこに運ばれてきた木は自ら毒を飲んで死亡しており…。
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2021年8月27日(金)第31話
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爆弾はまだできないのかと、雲燁(うん・よう)に文句を言いにきた李泰(り・たい)。そこへ安瀾(あんらん)が。死んだことになっている彼女の姿を見られるわけにはいかない。一瞬動揺した2人だったが、息を合わせて李泰の注意を逸らして、事なきを得るのだった。そんななか、世民(せいみん)は長安を離れるにあたり、政務を承乾(しょうけん)に一任し…。
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2021年8月26日(木)第30話
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雲燁(うん・よう)を毛嫌いしていた墨(ぼく)家の職人たちが、彼の作った料理をおいしそうに食べている。驚く李安瀾(り・あんらん)だったが、職人たちは雲燁が作った立体パズルに感心し、彼を認めたのだと知り納得。恋人が自らの仲間に受け入れられ、ひとまず安堵するのだった。こうして爆弾の製造は本格的に始まるが、その矢先、1名の脱走者が出て…。
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2021年8月25日(水)第29話
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あなたを破滅させたくなくて――侯小妹(こう・しょうまい)の遺体を前にした盧辛月(ろ・しんげつ)のその言葉で、李承乾(り・しょうけん)は全てを察した。その後、郊外の竹林で小妹を埋葬した2人は、もう後戻りはできないことを悟り、絆を深めるのだった。そんななか行われた太上皇の葬儀。戦の前線から弟の泰(たい)が呼び戻されると、承乾の心は騒ぎ出し…。
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2021年8月24日(火)第28話
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玄武門の戦いの際、秦王の令牌を与えられた者たちが集められ、次々と李世民(り・せいみん)に返上していく。一番最後は高士廉(こう・しれん)だ。彼の令牌を自分の物として返上した侯君集(こう・くんしゅう)は、士廉の持つ箱が空であることが暴かれる様を心待ちにしつつ、平静を装っていた。世民が箱の中身を確認した次の瞬間、君集の予想を裏切る出来事が…。
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2021年8月23日(月)第27話
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秋社の式典に出席するよう祖父を説得してほしい――李承乾(り・しょうけん)からの依頼で、高士廉(こう・しれん)は大安宮を訪れた。彼は、同世代の太上皇に意見を言える立場にある、数少ない人物のうちの1人なのだ。しかし、その彼が進言しても、太上皇は首を縦に振ろうとはしない。すると士廉は「あの日のことをまだ根に持っておいでですか」と切り出し…。
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2021年8月20日(金)第26話
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雲燁(うん・よう)が荷車に積んだ“病人”――公輸木(こうしゅ・ぼく)を覆う麻布を、侯君集(こう・くんしゅう)は剣で取り払った。顔を大量の疱瘡に覆われた男を見るや、早く医館へ連れて行くよう告げる候将軍。雲燁は策を見破られまいと、一目散に逃げ去るのだった。だが実は、木を負傷させたうえで逃亡させるよう配下に指示していたのは、侯将軍その人で…。
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2021年8月19日(木)第25話
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李安瀾(り・あんらん)は生きていた。大理寺の焼け跡から見つかった焼死体は、死を装うために用意した別人の亡骸だったのだ。だまされたことに憤りながらも、死んだと思っていた彼女との再会に喜びもひとしおの雲燁(うん・よう)。彼が差し出した魯班鎖を受け取った安瀾は、それをいとも簡単に解体してみせた。するとその中には“申”の文字が隠されており…。
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2021年8月18日(水)第24話
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太上皇・李淵(り・えん)が吐血し、倒れた。安瀾(あんらん)の急死に、世民(せいみん)との諍いが重なり、心労がたたったのだ。相次ぐ皇家の不幸に、慶事が必要だと感じた世民と皇后は、承乾(しょうけん)に世継ぎを生ませるべく、彼の婚儀の日取りを決めるのだった。そんななか、安瀾の眠る長寧観では幽霊騒ぎが起こる。雲燁(うん・よう)が駆けつけると…。
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2021年8月17日(火)第23話
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蝗害問題を解決した雲燁(うん・よう)は侯爵に封ぜられた。宮中での位は上がったものの、家では相変わらず雲夫人に孫をせがまれ、頭を抱える。一方、李安瀾(り・あんらん)の脱獄計画は着々と進んでいた。黄鼠(こうそ)の掘る抜け穴は、まもなく大理寺の牢へと届く。しかし、侯君集(こう・くんしゅう)の放った刺客もまた大理寺へと迫っていた…。
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2021年8月16日(月)第22話
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李世民(り・せいみん)と皇后による太子妃選びが水面下で進められていた。承乾(しょうけん)の希望は侯小妹(こう・しょうまい)であったが、腹の底が知れない侯将軍の娘は危険だと、世民は文官の娘・蘇婉(そ・えん)を選ぶ。一方、朝議では突厥との戦の指揮官として、皇帝の代理で泰(たい)が送られることが決まった。大役が弟へと回り、動揺する承乾は…。
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2021年8月13日(金)第21話
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安瀾(あんらん)を操った黒幕を捜せ――李世民(り・せいみん)に、そう命じられた雲燁(うん・よう)は、彼女がいる薫風殿へ。自分をかばって刺された雲燁を気遣う安瀾だったが、黒幕の名は頑として明かそうとはしない。彼女を守るため、雲燁は自力で黒幕を見つけ出すと宣言するのだった。そんななか、謎の黒い球を口に含んだ死体が燃えた馬車の中から発見され…。
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2021年8月12日(木)第20話
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李世民(り・せいみん)暗殺計画は未遂に終わった。雲燁(うん・よう)が、出陣式の最後に点火する鼎に爆薬が仕込まれていることに気づき、直前で防いだのだ。承乾(しょうけん)たちに黒幕を捜すよう指示し、急いで宮殿へと逃れた世民。危機は去ったかに思われた。だが、護衛の兵たちが次々に斬り伏せられてゆくではないか。世民に刃を向ける刺客――その正体は…。
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2021年8月11日(水)第19話
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雲燁(うん・よう)と盧辛月(ろ・しんげつ)の婚儀に出席した李承乾(り・しょうけん)。その帰り、1人で浴びるように酒を飲んだ彼は、床に就く。深夜、酩酊状態の彼の前に突如現れたのは、なんと辛月。互いの想いを確認しあった2人は、そのまま一晩を共に過ごすのだった。だが翌朝、彼の隣には侯君集(こう・くんしゅう)の娘・小妹(しょうまい)が…。
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2021年8月10日(火)第18話
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母を殺せと命じたのは李世民(り・せいみん)――玄武門の戦いに秘められた“真実”を知り、ようやく信頼し始めた父の裏切りに動揺する安瀾(あんらん)。だがそれは、父娘の仲を裂き、世民の失墜を画策する侯君集(こう・くんしゅう)の陰謀だった。一方、盧辛月(ろ・しんげつ)との祝言を前にした雲燁(うん・よう)は、それを告げるために安瀾のもとへ…。
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2021年8月9日(月)第17話
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雲燁(うん・よう)は、処刑が翌日に迫った盧寿(ろ・じゅ)一家の面会に。これも運命とすでに心を決めた辛月(しんげつ)に対し、盧寿からは孫娘を何とか救ってほしいと頼まれ、雲燁は頭を悩ませるのだった。というのも、李承乾(り・しょうけん)が願い出た辛月救済の最終手段は、皇帝が雲燁のために作った名前が空欄の婚約書に、辛月の名を加える強行策で…。
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2021年8月6日(金)第16話
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「天よ、雷を与えたまえ」。死を以って正道を示そうと朝堂から飛び出した盧寿(ろ・じゅ)は、雷雨のなかで叫んだ。その光景を見た大臣らは、不敬な態度で政策を非難する盧寿に激怒した皇帝に対し、彼の免罪を懇願するのだった。そこへ、騒ぎを聞いて駆けつけた雲燁(うん・よう)と辛月(しんげつ)が。高齢の祖父を心配する彼女に代わり、雲燁は雷雨のなかへ…。
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2021年8月5日(木)第15話
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銭1000貫で山東の飢饉を解決し、十分な軍需品を確保する――。李安瀾(り・あんらん)の降嫁を阻止するため、自らの首を賭けて皇帝に無茶な申し出をした雲燁(うん・よう)が開催したのは、国際競売会だった。出どころの怪しい宝物を大臣や賓客らが競り落とし、会は盛況を博すが、“玻璃天狼”が出品されると、狼を草原の王と崇める突厥の親王たちの顔色が変わり…。
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2021年8月4日(水)第14話
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アシナ部へと嫁ぐことが決まった李安瀾(り・あんらん)。婚礼を祝う隊列と彼女を乗せた輿が突厥へと向かって進んでゆく。長安を出た辺りで、安瀾は自分の名を呼ぶ声に気がついた。雲燁(うん・よう)が馬を走らせて追ってきたのだ。皇帝の使節を装って輿に近づき、「君が好きだ」と今までごまかしてきた想いを安瀾に告げた雲燁。しかし、そこに一本の矢が…。
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2021年8月3日(火)第13話
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交換条件は母の追封――長孫(ちょうそん)皇后から、大唐のために突厥へ嫁いでほしいと懇願された李安瀾(り・あんらん)の足は、雲燁(うん・よう)の屋敷へと向かっていた。亡き許婚のことを尋ねると、雲燁は「愛している」と答えるのだった。愛する男の悲しげな顔に降嫁を決意する安瀾。しかし世民(せいみん)は、娘は危篤だと突厥の親王たちに嘘を告げ…。
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2021年8月2日(月)第12話 7月29日、30日は放送お休みです
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馬球大会で負傷した秦懐玉(しん・かいぎょく)の右足は切断せざるを得ないと知り、ショックを受ける雲燁(うん・よう)。彼のペンダントを壊してしまったことに責任を感じていた李安瀾(り・あんらん)は、とある設計図を描き、彼を驚かせるのだった。一方、山東地方では深刻な飢饉が発生。その上、突厥四部族の親王たちが謁見に現れると、公主の降嫁を希望し…。
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2021年7月28日(水)第11話
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皇后から雲燁(うん・よう)に課された難題――皇帝と太上皇の仲を取り持つ――は、麻雀が解決してくれた。久々に明るい雰囲気に包まれる皇族一家。話題は毎年恒例の馬球大会へと移り、李世民(り・せいみん)は承乾(しょうけん)に、大会の会場で太子妃を選ぶよう命じる。想い人である盧辛月(ろ・しんげつ)を競技に出場させることもできず、困った承乾は…。
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2021年7月27日(火)第10話
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中秋節の空に大きな“月”が浮かび、愛の歌が映し出された。すべては李承乾(り・しょうけん)と盧辛月(ろ・しんげつ)をくっつけるための、雲燁(うん・よう)の作戦である。今は亡き彼の許婚・小冉(しょうぜん)の愛した歌が2人の距離を縮めていく――。しかし、皇帝の怒りを買い、門番をさせられていた魏徴(ぎ・ちょう)が現れると、承乾らを咎め始め…。
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2021年7月26日(月)第9話
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紅拂(こう・ふつ)の心の病を催眠療法で治療した雲燁(うん・よう)。彼は、治療のためという口実で、紅拂を李安瀾(り・あんらん)に会わせる手はずを整えるのに成功する。一方、盧辛月(ろ・しんげつ)と承乾(しょうけん)は、悲田坊の子供らの看病を一緒に行ううちに急接近。中秋節の灯籠祭りに一緒に行く約束を結ぶが、なぜか雲燁も同行することになり…。
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2021年7月23日(金)第8話
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李安瀾(り・あんらん)は母の義姉妹である紅拂(こう・ふつ)の屋敷を訪ねた。自らも捜していた義妹の娘との思わぬ再会に涙する紅拂。安瀾を冷遇する皇帝の話を聞いた彼女は憤慨すると、息子の李得誉(り・とくよ)を迎えに行った後、“じいさん”に会いに行こうと言うのだった。しかし、得誉のいる訓練場で突然錯乱した紅拂は、雲燁(うん・よう)に刃を向け…。
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2021年7月22日(木)第7話
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雲燁(うん・よう)と李承乾(り・しょうけん)は、山東一族の長・盧寿(ろ・じゅ)の屋敷にやってきた。中庭で招き入れられるのを待っていると、彼らの顔を見て騒ぎ出す者が。辛月(しんげつ)の侍女・阿紫(あし)だ。ここが辛月の屋敷だったことに驚く雲燁だったが、さらに彼を驚かせたのは盧寿――その姿かたちは、王(おう)教授本人と見紛うほど瓜二つで…。
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2021年7月21日(水)第6話
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亡き母を“前皇后”と認めてほしいという李安瀾(り・あんらん)の願いに、大臣一同は騒然。彼らは安瀾が現れてから巻き起こる常軌を逸した事態の連続に、公主冊封の再検討を求め、彼女を災いの種のように扱う始末。それに怒った雲燁(うん・よう)は思わず暴言を吐き、棒たたきの罰に処されてしまうのだった。そんななか、突如雲燁に縁談話が持ち上がり…。
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2021年7月20日(火)第5話
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血をくれたのは李安瀾(り・あんらん)――承乾(しょうけん)の発言は朝堂に衝撃を与えた。そこへ“秦”の令牌を手にした安瀾が。この令牌こそ娘である証しだと感激を露わにする世民(せいみん)だったが、大臣らは慎重に判断するよう促すのだった。そこで、“親子の血は水中で混ざり合う”と古来より伝わる滴血法で、2人が実の親子かどうか判定することに…。
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2021年7月19日(月)第4話
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李安瀾(り・あんらん)の投げた剣が雲燁(うん・よう)の顔をかすめた。「抱きしめてもいいかな」と尋ねたことへの手荒い拒絶だととらえ、安瀾を非難する雲燁。しかし、刺客の放った暗器を安瀾が撃ち落とした――というのが真相だった。おびえる雲燁を幕営へと返した彼女は、森の中にたたずむ黒い笠の男に近づく。すると男は安瀾を「若当主」と呼び…。
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2021年7月16日(金)第3話
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「お祝い申し上げます」。長孫(ちょうそん)皇后は、自分の子ではない娘・李安瀾(り・あんらん)の突然の出現にも嫌な顔ひとつ見せず、身上調査の必要性を説いた。彼女の冷静な反応に安堵する世民(せいみん)。彼は皇后の助言に従い、玄武門での戦いの折に安瀾の母の最期を看取った将軍・侯君集(こう・くんしゅう)を呼び、その時の状況を聞くことに…。
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2021年7月15日(木)第2話
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皇帝・李世民(り・せいみん)のもとに、羌族との戦いで勝利を収めたという一報が入った。臣下の者たちに、それを伝える世民。だが、功労者への褒美をめぐって起きた文官と武官の小競り合いに、情けない思いをさせられるのだった。一方、長安へと向かう軍営では深刻な事態が。雲不器(うん・ふき)をかばって刺された太子・承乾(しょうけん)が瀕死の状態で…。
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2021年7月14日(水)第1話
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雲不器(うん・ふき)は、唐代の陵墓発掘調査中、地底にたたずむ謎めいた石像を発見する。像に隠された“仕掛け”に気づき、持っていた簪(かんざし)でそれを作動させる不器。次の瞬間、彼の体は不思議な光に包まれ――消えた。広大な砂漠で目を覚まし、人影を求めてさまよう不器が出会ったのは、まるで時代劇の登場人物のような着物をまとった男たちだった…。