私の国
毎週 月-金曜日 13:00~ 放送
激動の朝鮮建国期を生き抜いた壮絶な人生の記録――
その名を心に刻め!
高麗末期の1388年。病気の妹を支えながら暮らす貧しいフィ、父は高官だが奴婢の母を持つ庶子という理由で差別されてきたソノ。切磋琢磨しながら武芸の腕を磨いてきた親友の2人は、役人に追われていたヒジェを救う。ヒジェは、フィが命の恩人である武将ソ・ゴムの息子だと知り、急速に惹かれていく。そんな中、フィとソノは武科の試験に挑み、首席合格を目指して対決。フィはソノを打ち負かすが、ソノの父ナム・ジョンが試験官を買収しており、合格したのはソノだった。ソノは父からフィを殺せと命じられ、やむなくフィを遼東征伐軍の先発隊として戦地に送り込む。3か月後、フィは地獄のような戦場で功績を挙げ、周囲から一目置かれる存在となっていた。ところが司令官のイ・ソンゲは、禑王の遼東征伐が不当だったと証明すべく、先発隊の始末を決意。刺殺隊として遼東に向かったソノは、フィと運命的な再会を果たす。1392年、イ・ソンゲが新たな国、朝鮮の王に君臨。フィは、イ・ソンゲの五男イ・バンウォンを殺せというソノの命令に逆らえず、バンウォンの弱点を探り始めるが…。
【出演】
ヤン・セジョン/ウ・ドファン
ソリョン(AOA)/チャン・ヒョク ほか
【二か国語音声(日本語字幕付き)】
人物紹介
※画像をクリックすると大きくなります。
あらすじ 【全24話】
-
2022年9月27日(火)最終話
-
バンウォンが親の仇だと知ったフィだったが、周囲の人々を危険にさらさないため復讐しないことを決意する。一方で王はバンウォンを討つため北方討伐隊を使って内乱を画策していた。フィはバンウォンに北方討伐隊を説得すると約束し、彼らのもとへと向かうのだが…。その後、フィは戦友たち、親友のソノ、恋人のヒジェと合流し和やかに食卓を囲む。そして大切な人々を守るため、再びバンウォンのもとへ向かう決意をする。
-
2022年9月26日(月)第23話
-
フィの父であり国で一番の剣豪だったソ・ゴムの死にバンウォンが関わっていると知ったフィとソノ。2人は王宮に残されていた文書を調べにいく。その後バンウォンこそがソ・ゴムを死に追いやった張本人であったことを知り、ソノは怒りに震え、バンウォンの屋敷に乗り込む。しかし返り討ちにあい、重傷を負ってしまう。事の次第を知ったヒジェはいずれバンウォンがフィとソノを殺しにくると予想し、2人とも逃げるべきだと忠告する。
-
2022年9月23日(金)第22話
-
フィを剣で刺したソノは自分に屈辱を与えたバンウォンへの復讐に燃え、その他の王室の人間も殺すと宣言する。そしてバンウォンと剣を交えたソノだったが、大怪我を負い敗走する。フィはソノを追い馬を走らせるが…。バンウォンはというと兄バンガンの反乱を理由に王に圧力をかけ、王の後継者の座を要求する。その語、王に謁見したフィは王の口から、不遇の死を遂げた父ソ・ゴムとバンウォンの意外な関係について知らされる。
-
2022年9月22日(木)第21話
-
都から姿を消したソノは女真族の族長となってバンウォンへの復讐の機会をうかがっていた。バンウォンはというと王座をめぐって兄バンガンと対立を深めていた。そんな中、バンウォンがカン氏の命日に備えて狩りに出ることになり、バンガンはこの機会を利用して反乱を起こすことを考えつく。一方フィは消息が分からなくなっていたソノの痕跡を発見し、ソノが生きていると確信するが…。
-
2022年9月21日(水)第20話
-
バンウォンに死よりも耐え難い屈辱を味あわされたソノ。女真族やバンガンを利用しバンウォンへの復讐を画策する。一方バンウォンは部下に命じて次々と政敵を排除していく。力をつけていくバンウォンを牽制するため、王イ・ソンゲはバンウォンが起こした内乱の協力者を殺せという命を下し、フィやヒジェが危機にさらされる。追手から逃れるためヒジェを連れてフィは山中を進むが、そこで官軍に取り囲まれてしまう。
-
2022年9月20日(火)第19話
-
フィは妹の命を奪った宿敵ナム・ジョンをとうとう追い詰める。しかしかつての親友ソノが立ちはだかり、激しい戦闘が始まる。一方王宮の中では王の後継者であるバンソクが王の帰還を待ちわびていた。敵対するバンウォンの勢力が王宮のすぐ近くまで迫り、バンソクは恐れのあまり王宮の外へ飛び出す。引き留める従者たちを振り切って王のもとへ向かうバンソクだったが…。
-
2022年9月19日(月)第18話
-
王イ・ソンゲと対立を深めていく息子バンウォンは父への失望と怒りを募らせ、内乱を起こす決意をする。フィもまた志を共にするとバンウォンに告げる。そんな中、宿敵ナム・ジョンは計略をめぐらすが、かえってバンウォンの勢力の追い風となる。いよいよ決行の夜、内乱に勘づいた王が迫っていると知り焦る者もいる中、バンウォンは合流が遅れているフィを待ち続けていた。
-
2022年9月16日(金)第17話
-
フィとの再会を果たしたヒジェは、ナム・ジョンに仕掛けられた毒の後遺症に苦しんでいるフィを介抱する。フィの復讐心を知ったソノは自分がナム・ジョンへの復讐を果たすとフィに告げ、密かに王に取り入る。臣下のナム・ジョン、息子のバンウォン、それぞれの野心を警戒する王にソノは2人を互いに潰し合わせて同時に始末するよう進言する。一方、バンウォンの兄バンガンは知力と武力に長けたフィに目をつけその実力を試す。
-
2022年9月15日(木)第16話
-
フィの妹ヨンが命を奪われてから6年の歳月が流れ、フィは宿敵のナム・ジョンに執着することをやめていた。王宮では王の息子バンウォンが勢力を増す中、ナム・ジョンは王を譲位させて臣下主導の国を作るという野望を抱き、対立を深めていた。ある日ナム・ジョンが用意した賄賂の金が強奪される事件が起こる。犯人を突き止めるため、強奪犯を追っていたソノの前に現れたのはかつての親友フィだった。
-
2022年9月14日(水)第15話
-
ナム・ジョンが差し向けた刺客によって命を絶たれたヨン。フィは復讐するため、すぐさまナム・ジョンのもとへ向かうが…。ソノはというとヨンを救えなかった罪悪感にさいなまれ、フィと仲間たちがヨンを火葬するのを遠くから見守ることしかできなかった。一方、王の息子バンウォンの力が増し、王妃カン氏の立場が危うくなっていた。カン氏は自らの息子の命を守るため、対立していたバンウォンに許しを請う。
-
2022年9月13日(火)第14話
-
ヒジェは親がわりだったソ・ソルが仕切っていた妓楼を受け継ぐと決意する。ソノとヨンはナム・ジョンの手下に襲撃されるが、フィの戦友であるチドとチョン・ボムに救われる。一方王宮では王の息子バンソクを後継者とする儀式が行われていたところへ血まみれの服を着たバンウォンが現れ、騒然とする。そこで王と臣下の前に立ち、バンウォンは宿敵ナム・ジョンの卑劣な企てについて話し始める。
-
2022年9月12日(月)第13話
-
密書によって窮地に陥れられたナム・ジョンは敵対する王の息子バンウォンの暗殺を企てる。そこでフィはナム・ジョンに命じられ、屋敷に乗り込み、バンウォンに2本の矢を命中させるが、その場に駆けつけたソノと共にバンウォンの部下に捕まってしまう。瀕死となったバンウォンの目の前で勝利を確信したナム・ジョンは己の野望を語り始める。その後用済みとなったフィにナム・ジョンが自決を迫るが…。
-
2022年9月9日(金)第12話
-
フィは宿敵ナム・ジョンの汚点となる過去を探り、その証人カンゲを捕えようと奔走する。しかしフィの後を追ってやってきたヒジェは、カンゲこそがヒジェの母親を殺害した男だと気づき、復讐のため命を狙う。その後、フィは王の息子バンウォンに自分の狙いがナム・ジョンだと明かす。そして王イ・ソンゲは息子であるバンウォンよりもナム・ジョンを選ぶと予言し、その言葉はすぐに現実のものとなる。
-
2022年9月8日(木)第11話
-
フィの予定外の行動によって、ソノは王族を脅した罪で投獄される。それに憤慨したソノの父ナム・ジョンはフィの妹ヨンを物置に閉じ込めてしまう。一方、王の息子バンウォンはかつて重臣を自らの手で殺した場所にフィを連れて行き、その殺害の裏にあった事情を話し始める。それを聞いたフィは「自分の剣でバンウォンを王にしてみせる」という決意を語る。そしてフィは、ある密書を使ってナム・ジョンに揺さぶりをかける。
-
2022年9月7日(水)第10話
-
重臣たちの私兵を解散させるため奔走するソノに王の息子バンウォンが立ちはだかり、王宮の宴に乗り込んでくる。そうして2人の対立が深まっていく中、フィはバンウォンに取り入るため計画を練る。まずは偶然を装ってバンウォンに接触するフィだったが、バンウォンに忠実な側近たちの警戒が強く、剣を向けられる。バンウォンもまた疑り深く、窮地に陥ってしまったフィのもとに現れたのは…。
-
2022年9月6日(火)第9話
-
フィの手によってチョン・サジョンが暗殺される。その現場となった妓楼でヒジェは事情がわからないながらも、フィの犯行を隠すため死体を片付ける。そうして妓楼での事件は隠蔽されたはずだったが、そこへ王の息子バンウォンが現れ、サジョン暗殺のために刺客を送り込んだのは自分だと明かす。その後、ヒジェはフィに再会し、自分の髪飾りがフィの弓に巻かれているのを見て、フィの想いを知る。
-
2022年9月5日(月)第8話
-
フィは失ったと思っていた妹ヨンに再会し喜ぶが、ヨンはフィのことがわからなくなっていた。ソノは兄のことを忘れさせることがヨンのためになるとフィに告げる。諦めきれず、ヨンと話そうとするフィだったが…。一方ヒジェは友人のファウォルが妓楼の客に暴力を振るわれたと知る。しかし、その客というのは功臣と名高いチョン・サジョンだった。妓楼の人々は悔しいながらも立場を考え、チョン・サジョンを見逃すことにする。
-
2022年9月2日(金)第7話
-
フィは仲間に別れを告げ、我が家に帰るが、そこに愛する妹ヨンの姿はなかった。ヨンに贈った花靴を手に涙を流し、フィは復讐を心に誓う。ナム・ジョンを殺すため屋敷に忍び込んだフィはそこで驚くべき光景を目にする。一方、イ・ソンゲは朝鮮を建国し、初代国王の座に就いたことで後継者問題が勃発する。優秀な息子バンウォンをさしおいて身分の低い末息子が後継者に選ばれたことにバンウォンが強く抗議する。
-
2022年9月1日(木)第6話
-
フィは一命を取り留めたソノを連れ、仲間と共に都を目指す。しかし再び襲撃に合い、フィは欲深いナム・ジョンが息子のソノを見捨てたことを知る。都では将軍イ・ソンゲに忠誠を誓い、王族を根絶やしにすることを支持するナム・ジョンと、イ・ソンゲの優秀な息子バンウォンが対立する。ナム・ジョンを嘲笑うバンウォンだったが、2人の主張を聞いたイ・ソンゲが戒めたのはバンウォンの方だった。
-
2022年8月31日(水)第5話
-
知略と武術に長けたフィは周囲の信望を集め、戦場で頭角を現していく。一方、ヒジェはイ・ソンゲの第二夫人カン氏の屋敷へ。カン氏を守り、仕えると話す。一方、将軍イ・ソンゲは王命に背き、軍を都に引き返させるという決断を下す。ソノは先発隊の生き残りを始末する刺殺隊として前線に送られフィと再会する。ところがその瞬間ソノは侍衛長のソンノクに誤って刺され、重傷を負ってしまう。
-
2022年8月30日(火)第4話
-
ソノの策によって戦争の前線に送られたフィ。そこには泥沼化した戦闘が待っていた。フィは遼東征伐軍の先発隊として壮絶な闘いの中なんとか生き延びるが、無能な隊長に目をつけられ、敵将の首を取れと無理難題を命じられる。そこでチドと2人で敵陣へ赴き、敵将に矢を命中させる。しかしチドが斬られ大怪我を負ってしまう。その後フィは見覚えのある入れ墨をチドの腕に発見し、チドとフィの父ソ・ゴムとの意外な縁を知る。
-
2022年8月29日(月)第3話
-
武官になるための実技試験で主席の座を賭けて戦ったフィとソノ。激闘の末、試験官が勝利を宣言したのは先に倒れたはずのソノだった。理不尽な判定の理由がわからないままフィは倒れ、ヒジェが暮らす妓楼へと運び込まれる。その後、ヒジェが試験官の不正を告発し、将軍イ・ソンゲの知るところとなる。ソノと父ナム・ジョンが将軍に呼び出され山奥へ赴くと、そこにはナム・ジョンが手を回した試験官の姿があった。
-
2022年8月26日(金)第2話
-
いわれのない差別を受け武官になる道が閉ざされたフィ。そこへ親友ソノが狩りの助手を依頼しに来る。それは将軍イ・ソンゲによる大掛かりな狩りで、武芸の腕前を披露できればフィでも将軍の私兵になれるという話だった。一方、ヒジェはかつて国で一番の剣士だったソ・ゴムの息子がフィだと知り驚く。幼い頃のヒジェの命を救い、その後不遇の死を遂げたソ・ゴムの息子に出会えたことにヒジェは密かに運命を感じていた。
-
2022年8月25日(木) 第1話
-
フィは病気の妹と共に貧しい暮らしを送っていた。フィの親友ソノは対照的に高官の父を持ち裕福だったが母親の身分の低さ故に差別を受けていた。フィは妹との生活費を稼ぐため、ソノは出世して差別から解放されるため、二人は武官を志す。一方、戦争反対の貼り紙をしたヒジェは役人から逃げる途中でフィとソノに出会う。その後ついに武官を志願したフィだったが、かつて死罪を受けた男の息子だと判明し志願を取り消されてしまう。