2016年、宝塚市で起きた中学2年の女子生徒の飛び降り自殺を巡り、遺族の要望を受け、自殺の原因について再調査する委員会を立ち上げる条例案が、市議会で可決されました。
2016年12月、宝塚市内のマンションで中学2年の女子生徒(当時14)が飛び降り自殺しました。
市の教育委員会が設置した第三者委員会は、部活動での女子生徒へのいじめを認め、自殺と関連付けていましたが、遺族は、「未解明のいじめの事実がある」などとして、再調査を求めていました。
27日の市議会で可決された条例案は、新たに設置する再調査委員会を市長の付属機関とするほか、委員は有識者5人以内で構成されることなどが盛り込まれています。
市では、来月はじめに第1回の再調査委員会を開きたいとしています。