カツヤマサヒコSHOW

先週の放送予告でチラッとお伝えしましたが、
３年半に渡ってお送りしてきました「カツヤマサヒコSHOW」は
今週でゲストトーク最終回、
この３月をもって、終了となります。

思い返せば、本当に本当に濃い３年半でした。

勝谷誠彦氏のアシスタントを務めると聞いた時の正直な感想は、「怖い」でした。

もちろん勝谷さんの印象が「辛口」であることも理由の一つですが、あの知識量…。
頭の回転に、とてもついていく自信もなく、不安を抱えたまま走り始めたことを今でも覚えています。

ただ、お酒が大好きで、簡単には酔わない、いえ、酔えないアナウンサー。
それだけが当初のアシスタント抜擢理由だったと思います。

それまで担当していた情報番組「おっ！サンなび」からの、番組とのギャップに悩む日々。
ディレクター、プロデューサーとは何度も何度も話し合いを重ね、試行錯誤が続きました。

始めのうちは、番組収録中、緊張のあまり、グラスに注がれるお酒を全て呑み干し、
アシスタント不能になってしまったこと。

ゲストに素っ頓狂な質問をしてしまったり
食べ物ロケで、おっちょこちょいちょいを披露してしまったこと。
そして、勝谷さんに対する失礼な発言の数々…。

と、挙げればキリがないほどの失態がたくさん…。

アナウンサーとしての立ち位置に苦しむ瞬間も多々ありましたが、
その都度、厳しくも温かさあふれるアドバイスを、スタッフからもたくさん頂いてきました。
視聴者の視点を常に頭に置き、視聴者代表の聞き手になる勉強を
たくさんさせてもらった３年半でした。

今、勝谷さんに対する印象は「おちゃめで可愛いおじさま」に激変しています。
「辛口」という勝手なイメージは、テレビの中で創られたイメージであったと、今なら断言できます。
(あ、でも、短気なことは認めますよ。笑)

勝谷誠彦氏の隣で、幅広い分野のゲストにお会いできたことも大切な大切な財産となりました。
これまでスタジオにお越しいただいたゲストの数は、実に１７０人を超え、
読破した書籍類も２００冊を超えます。
カツヤマサヒコSHOWのアシスタントでなければ、
できなかった経験をたくさんさせて頂けたことに、心から感謝しています。

何より番組を応援し続けてくださった視聴者の皆々様、
本当に本当にありがとうございました。