擇天記 ~宿命の美少年~
毎週 月-金曜日 15:05~ 放送
最強の美男美女が揃い、運命を越えて新天地を切り開く!超大型ファンタジー時代劇!
人族、妖族、魔族が共存する世界。皇帝の崩御を機に魔族に攻め込まれた人族の聖后は、生まれたばかりの皇太子を天に捧げ戦を終結させた・・・。時が経ち、平穏に暮らす人族の山奥では、自らの血で病を治せる不思議な力を持つ少年・陳長生(ちん・ちょうせい)が暮らしていた。師匠の下、数々の書物に通じる優秀な青年に成長する長生だったが、特異な体質ゆえに、その命は20歳までだと告げられていた。しかし、運命を変える方法があると知った長生は、師匠の課した関門を突破し、自らの運命を変えるため神都へと向かう。飛び抜けた才能を身に着け信頼できる仲間と出会い、幼き頃に命を救った女性・徐有容(じょ・ゆうよう)と再会する長生だが・・・
【出演】
ルハン/グーリー・ナーザー/ウー・チェン
ツォン・シュンシー/ガオ・ハンユー/リン・スーイー ほか
【日本語字幕版(音声は中国語のみ)】
人物相関図
※画像をクリックすると大きくなります。
あらすじ 【全52話】
-
2020年12月17日(木)最終話
-
教宗に捕らえられた徐有容だったが、秋山君が現れ身を挺して有容を救う。秋山君は自分の過ちを悔い、有容の腕の中で死んでいくのだった。そこへ黒袍が術を使い、陳長生や有容を救出する。
黒袍の正体は周独夫の妹だった。長生と有容は小黒龍と共に皇宮の星陣の間に乗り込み、教宗に最後の戦いを挑む。長生、有容、唐三十六、余人たちがそれぞれ命星をともす中、妖族の地で命星を感じ取った軒轅破は、落落に命星をともしてほしいと必死で訴える…。
-
2020年12月16日(水)第51話
-
莫雨は唐三十六に求婚し、2人は星の下で愛を誓い合い夫婦となる。だが翌朝 教宗に勝負を挑んだ莫雨は深手を負い、意識が戻らぬ状態となってしまう。その頃、魔族の地では、魔族の王太子の身分に戻った汗青が、魔君を殺し王座を奪おうとしていた。
教宗は三族の統一を図るべく、魔族に続き妖族も支配しようと企む。そんな暴走する教宗を倒すため、長生は丹炉峰で結界を破った時のように、仲間たちの命星の力を集めて星盤大陣を攻撃する作戦を立てる。
-
2020年12月15日(火)第50話
-
信頼していたはずの神将・汗青に裏切られた天海幽雪は、危ういところを陳長生に救われる。長生は神都の地下に捕らえられていた小黒龍の力を放ち、聖后と共に教宗のもとから逃げ延びた。
神都に到着した長生の師匠・商行舟と兄弟子・余人もただならぬ雰囲気を察知し、長生たちのもとへ。久々の再会を果たす一同だったが、商行舟が告げたのは長生にとってあまりにも衝撃的な言葉だった。一方、帝位につくことを宣言した教宗に刃向かった莫雨は…
-
2020年12月14日(月)第49話
-
徐有容の父は、娘を逃がそうとして命を落とした。寒淵に隠れる有容をおびき出すため、その骸が城門に吊される。しかし、そこに秋山君が現れ、骸と徐夫人を見事に救い出すのだった。罪と向き合い、一歩を踏み出した秋山君。有容は感謝の涙を流す。
一方、ひん死の聖后は教宗の来訪を受け、ついに教宗が謀反を起こした理由を知る。孤独な闘いに耐え、太宗の残した周を守ってきた聖后は、深い絶望感に襲われる。陳長生の働きで回復するも、教宗の罠に誘い込まれ…。
-
2020年12月11日(金)第48話
-
落落は神都を去ると陳長生に告げ、2人の思い出を持ち帰ることなく軒轅破と共に妖族の地へと帰っていった。その頃、皇宮では教宗が兵権を返そうとせず、聖后は実質の監禁状態にあった。
そんな中、国教学院が襲撃を受ける。長生は刺客の技から、教宗こそが伏蛇の首領であり聖后から天下を奪おうとしていた黒幕だと知る。長生と徐有容は教宗を倒すため離宮へと乗り込むが、そこへ有容の父が現れる。教宗は有容の父に娘を殺すよう命じるのだった。
-
2020年12月10日(木)第47話
-
陳長生を失った聖后は心労がたたり、政を任せるため教宗を摂政の職に任命する。その頃、死んだはずの長生の神識は遠い彼方の星域で、周独夫に迎えられていた。
すると神識で長生を捜し続けた徐有容が現れ、周独夫の助けもあり長生は生き返るのであった。歓喜する仲間たちだったが、落落だけは他人行儀になっており、長生たちはいぶかる。一方、聖后も長生との再会に喜び、大陣と星図の力を使って長生の体を一新、長生の宿命を変えることに成功する。
-
2020年12月9日(水)第46話
-
人族の未来を守るため、陳長生は自ら星盤大陣の生贄になることを選択する。徐有容の必死の制止もふりほどき、長生は聖后の前で大陣へと身を投じるのだった。
その頃、落落は長生を止めるために皇宮へと急ぐが、ついに神山の女神との約束を果たす時が訪れる。必死で抵抗する落落から、長生に対する愛は無残にも消えていく。有容は長生の遺体を国教学院へと連れて帰る。戦場から急いで駆けつけた唐三十六や軒轅破も、長生の変わり果てた姿に涙し…。
-
2020年12月8日(火)第45話
-
出陣を食い止めるため、魔族の地へ足を踏み入れた徐有容は、秋山君と南客の結婚式に乱入。絶体絶命に陥った有容を救うため、秋山君は味方となったはずの南客に再び刃を向けるのだった。
秋山君に裏切られた南客は目覚めた黒袍の指揮のもと、人族の地・神都に大軍を差し向け、ついに魔族と人族の戦が再び始まった。それぞれの思いを抱き、国教学院の仲間たちも戦地へ向かう。苦戦が続く中、教宗と長生は聖后にある申し出をする。
-
2020年12月7日(月)第44話
-
星図を使って星盤大陣を修復しようとする陳長生。しかし、大陣の暴走を抑えることができず、傷を負ってしまう。打つ手がなくなれば自分の命を捧げる覚悟でいる長生だが、残される聖后の気持ちも考えるようにと教宗に諭される。
徐有容は、大陣によって傷つく長生の身を案じながらも、応援しようと決意する。迫りくる魔族の軍を足止めすれば、大陣を直すまでの時間を稼げるはず。そこで有容は危険を冒して魔族の地へ足を踏み入れるのだった。
-
2020年12月4日(金)第43話
-
ますます星盤大陣の力に支配されるようになった聖后に、陳長生は大陣から距離を置くよう説得する。聖后の苦悩を知った莫雨は、天下の主でいたいか母親でいたいか、本心に従ってほしいと進言する。
一方、唐三十六は莫雨の計らいで、刑に服する父親に密かに面会し、唐家の再建を誓う。その頃、落落は、長生との残り少ない時間を共に過ごすために何かにつけ長生のそばにいたが、聖后と大陣のことで頭がいっぱいの長生は、つい落落を突き放してしまい…。
-
2020年12月3日(木)第42話
-
聖后の夢に入った天海承武は、夢を支配し聖后に反撃の隙を与えない。牙児も兵を率いて皇宮に乗り込み、聖后は絶体絶命の危機に陥るが、そこへ陳長生と徐有容が救出に現れる。
天海承武は奥の手を使って大勝負に出るが、ついに野望は尽き、最後は実の妹である聖后の手によって死ぬ。皇宮でも聖后の簪が牙児の心臓を射抜き、天海家は一掃されるのだった。無事に夢から覚めた聖后と改めて再会を果たした長生は、初めて聖后のことを“母”と呼び…。
-
2020年12月2日(水)第41話
-
皇位を狙う天海承武は、伏蛇首領の入れ知恵により、蜃月の香を使って聖后暗殺をもくろむが、夢に入るには聖后か陳長生の血が必要だった。そこで天海家は落落をさらい長生をおびき出す。
救出にやってきた長生は捕らえられてしまい、金ジイも伏蛇首領に殺されてしまう。長生の血を手に入れた天海承武と牙児は、早速 蜃月の香を作り聖后暗殺を進める。一方の有容たちは長生の行方を追っていたが、なんとたどり着いた先はあの玄幽子の丹房だった。
-
2020年12月1日(火)第40話
-
逃げ場を失い、教宗のもとに身を寄せた陳長生たち。聖后の命令を受け長生たちを追い詰めた秋山君だが、ついに魔族と通じていたことを自ら明かしてしまう。疑いは晴れたものの、聖后に星図を渡すことをかたくなに拒む長生に対し、教宗は聖后と星図の力を借りて病を治すべきだと説く。
一方、長生が行方不明だった皇太子であると知った天海承武は、天海家の権力を守ろうと立太子について聖后に進言。だが聖后の反応は驚くべきものであった。
-
2020年11月30日(月)第39話
-
星盤大陣に魅入られ、徐々に正気を失っていく聖后。その裏では、大陣を狙う者たちがうごめいている。とうとう秋山君の正体を知った苟寒食は、改心するよう説得するが、努力もむなしく魔族により崖から突き落とされてしまう。
一方、徐有容から頼まれた莫雨が、秋山君が魔族の回し者である証拠をつかもうとする。しかし、狡猾な魔族の罠にかかって失敗し、職を秋山君に奪われる。陳長生を追う秋山君。逃げる長生たち。両者の攻防が繰り広げられる。
-
2020年11月27日(金)第38話
-
聖后から身の上を明かされた陳長生だったが、星図を渡すことを頑として拒んだために、またも投獄されてしまう。その頃、離山剣宗に戻ってきた七間は、秋山君が関飛白を殺したのではないかと苟寒食に告げる。
一方の長生は、星図を渡さないことで有容の身に危険が及ぶことを案じ、有容に会わせる条件で星図を渡すと聖后に告げる。そして聖后と共に有容に会いに行くと、天書陵の力を利用して有容と逃げ出すことに成功し、国教学院に身を隠すが…。
-
2020年11月26日(木)第37話
-
白帝を殺すため宮殿に潜入した黒袍は、命星から遮断され力の落ちた白帝に攻撃を仕掛ける。だが間髪のところで唐三十六が紅銅傘を取り戻したため、妖族は魔族を撃退するのだった。
一方、徐有容が天書陵に軟禁されていることを知った陳長生は、危険を顧みず仲間と共に神都へ戻る。長生の帰還を知った聖后は、すぐさま長生を参内させ星盤大陣の間へと連れて行く。そして長生こそ、自分が周を守るために手放した皇太子であると告げるのだった…。
-
2020年11月25日(水)第36話
-
陳長生は妖族の経脈の欠陥を完全に解決するため、神識を高めて経脈を突く方法を白帝に授ける。その頃、黒袍と南客率いる魔族が密かに白帝城へと潜入していた。白帝の命を狙う魔族は唐海を使い、唐三十六から周独夫の法具である紅銅傘を奪う。紅銅傘は命星と命星の主を遮断できるため、命星から力を得ている白帝にとって紅銅傘を使われることは致命的であった。そして満月の夜、突然命星を感じられなくなった長生は、白帝に危機が迫っていることを知る。
-
2020年11月24日(火)第35話※23日は放送お休みです
-
全ての感覚を失ってしまった陳長生。師匠の痛ましい姿を見かねた白落衡は、妖族の聖地である神山へ向かう。神殿にいたのは不思議な力を持つという女神だった。長生の五感を取り戻す代償として、女神は白落衡にある選択を迫る。
一方、我が子であるはずの長生よりも星盤大陣を重んじる聖后・天海幽雪の言葉を聞いた徐有容は、聖后と星盤の関係に疑念を抱き始めていた。そんな時、魔族と結託した罪で投獄されていた唐海のもとを黒袍が訪れる。
-
2020年11月20日(金)第34話
-
牢から陳長生を救い出した白落衡たち。徐有容は長生たちを神都から逃すべく決死の思いで聖后に立ち向かうが、圧倒的な力の差を見せつけられる。吹き飛ばされ、身に着けていた血の首飾りが有容のもとを離れる。
幼き頃、長生が有容に贈った物だった。それを手にした聖后の顔色が変わる。血のつながりを感じたのだ。まさか、長生は行方の知れない皇太子なのか。一方、落衡たちは六感を失った長生を連れ、追っ手の妨害に遭いながらも妖族の地を目指す。
-
2020年11月19日(木)第33話
-
六感を失ってしまった陳長生は、星図を記憶していることから厳重な法陣が敷かれた牢に投獄される。一方、長生の見張り役となった秋山君は、長生に恨みを持つ天海牙児に牢の通行証を密かに渡す。
その頃、徐有容は落落や唐十三たちと共に長生を牢から救出する作戦を練っていた。そして作戦決行の夜、長生を殺しに来た牙児を利用し、落落たちは無事長生を牢から連れ出し、神都の包囲網を突破する。
-
2020年11月18日(水)第32話
-
陳長生や徐有容は、丹炉峰に集まった落落、唐三十六たちと協力して見事、黒袍の結界を破る。有容は莫雨や唐三十六と、長生は落落たちとそれぞれ二手に分かれ神都へと向かうが、神都に戻った長生は早速、聖后から参内を命じられる。そこで長生を待ち受けていたのは、長生が魔族の回し者だと糾弾する秋山君と、長生に疑いの目を向ける諸臣百官であった。そして有容と七間が長生の無実を主張するも、黒袍と結託した秋山君により長生の体からは魔気が検出され…。
-
2020年11月17日(火)第31話
-
黒袍は陳長生たちを丹炉峰に閉じ込めるため、地形と一体になった強力な結界を張る。3日以内にこの結界を破らなければ、閉じ込められた長生たちは丹薬になってしまうという。何とか結界を破る方法を探る長生と有容だったが、長生は無理がたたり五感を失ってしまう。
有容は長生を救うため、自らの血を大量に使った丹薬を長生に飲ませる。無事に目覚めた長生は、五感を失っていた間に研ぎ澄まされた神識の力を使い、仲間と一緒に命星をともして結界を破る方法を思いつく。
-
2020年11月16日(月)第30話
-
ついに周独夫の丹炉を見つけた陳長生と徐有容。霊薬を作ろうとするが、丹炉に火を点けるには天鳳か真龍の血が必要だった。有容は長生を救うため、我が身を顧みず、血を錬成しようとする。
弱った2人のもとへ秋山君がやってきた。周園で仲間を殺したのは本意ではなかったと言う秋山と、真実を知る長生。有容はただ「長生を信じる」と告げるのだった。秋山から長生がすでに星図を見つけていることを聞いた黒袍は、ある策を使って長生を追い詰めようとする。
-
2020年11月13日(金)第29話
-
周園から逃れた陳長生と徐有容は魔族の地に飛ばされた。はるか遠い神都を目指して、2人だけの旅が始まる。感情を押し殺してきた有容は己を解放し、そんな有容と共に過ごす幸せを噛みしめる長生。
しかし、死は刻一刻と近づいてくるのだった。そんな中、かつて周独夫が死人をも生き返らせる丹薬を作ったと聞き、丹炉峰へ向かう2人。一方、秋山君が魔族に通じていることを知る七間が目を覚まし、陳長生の無実を訴えるが苟寒食は信じようとせず…。
-
2020年11月12日(木)第28話
-
黒袍たちと戦いを繰り広げる陳長生は、剣池に眠る剣を味方につけ黒袍たちを撃退するが、剣が放たれたことで周園は崩壊し始める。その時、凌虚閣で見つけた黒曜石の破片が長生たちを再び墓の中へといざなう。
破片は更に17つの破片を呼び、なんと長生たちの前に周独夫の星図が現れるのだった。星図を記憶した長生は、石板の力で有容と魔族の地に移動する。その頃、秋山君は黒袍から、長生が持つ星図を自分に渡せば長生を殺す手助けをすると持ちかけられ…。
-
2020年11月11日(水)第27話
-
陳長生と徐有容は、日の沈まぬ草原を経てようやく周独夫の墓へとたどり着く。墓の中には周独夫が集めたとされる伝説の名剣が眠っていた。2人は剣池を通りすぎ、いよいよ奥の棺の間へと向かう。
一方、2人を追う黒袍は、墓の外に南客たちを待機させ自ら中へと進む。すると黒袍の持つ魂木に反応して棺が開く。その頃、周園に残されている院生たちと合流した秋山君は、長生が魔族の回し者であり弟弟子の関飛白を殺したと苟寒食たちに告げ…。
-
2020年11月10日(火)第26話
-
魔種を埋め込まれていた秋山君は、周園の強い力に惑わされ、誤って弟弟子である関飛白を刺し殺してしまう。その一部始終を見ていた黒袍は、関飛白殺しの罪を陳長生に着せるように唆し、更に秋山君の心を乱す。
その頃、陳長生は離山剣宗の七間と行動を共にしていたが、そこへ魔族を引き連れた秋山君から襲撃を受けてしまう。何とか七間を逃がした陳長生だったが、激しい秋山君の攻撃を受けた上、その場を目撃した天道学院の荘換羽からも剣を向けられ…。
-
2020年11月9日(月)第25話
-
陳長生の命を救うため、妖族の王である父親の力を借りようとした白落衡。しかし白帝にも長生の宿命を変えることはできなかった。長生の最期に寄り添うため、落衡は再び神都へ向かう。
一方、天海幽雪は周園の結界が壊れそうになっていることを察知、周独夫の残した剣や書、そして星図を持ち出すために、院生たちを周園に派遣する。しかし、周園に先回りしていた魔族により、院生たちは次々と殺されてしまう。南客によって魔種を埋め込まれた秋山君は…。
-
2020年11月6日(金)第24話
-
魔族と結託した罪により、唐家は罰せられることとなった。悪事に関わっていない息子に罪が及ばぬよう、当主は唐棠を勘当する。鎖でつながれ連行される当主たち。それを見送る唐棠。
一方、陳長生は周園 の鍵を捜しに、徐有容と秋山君の3人で天涼郡へ向かう。黒袍と遭遇しながらも、ついに鍵を手に入れる。すると長生は神識が形づくる周独夫の幻影と出会い、言葉を交わすことに。天に逆らい宿命を変えようとする長生に、周独夫は助力を約束する。
-
2020年11月5日(木)第23話
-
有容を連れて西寧鎮に戻った陳長生だったが、かつて暮らした家はもぬけの殻になっていた。有容と思い出の地を回った長生は、散らばっていた昔の有容の文から、師匠が結界で山を守っていたことで、有容の思いが自分に届かなかったことを知る。
その後、師兄の余人と再会を果たした長生は、師匠が残した功法の力を得て余命を回復し、神都へ戻るのだった。そして長生は、国教学院の石版が天涼郡の地図であり、周園の場所を示していると突き止める。
-
2020年11月4日(水)第22話
-
伝説の第18の碑を見つけた陳長生は、一気に天書碑をすべて看破、昼間に満天の星が輝くという現象を起こす。だが長生を黒袍から守った徐有容は、永夜花の毒に侵され手の施しようがない状態に陥ってしまう。
長生はまたも自らの血を使い有容を死から救うのだった。目覚めた有容は長生を案じ国教学院へ向かうが、すでに長生の余命はいくばくもない状況だった。長生は最期に師匠や余人師兄と今生の別れをするため、有容と共に神都をあとにする。
-
2020年11月3日(火)第21話
-
天書陵へやってきた陳長生たちは、19年も碑の守人を務める荀梅と出会う。亡き王破との勝負に執着していた荀梅だったが、長生の言葉に感じ入り天書陵の頂に挑むも、最後は周最強の神将である汗青の前に散る。
他の弟子たちが次々と碑の解読を進める中、長生だけは主流と呼ばれる解読の方法に疑問を抱いていた。そこへ凌虚閣に残されていた周独夫の黒石が、長生をある場所へと導く。そこにはかつて周独夫も解読した伝説の第18の碑が存在していた…。
-
2020年11月2日(月)第20話
-
大朝試で首位を得て、ついに凌虚閣で悟りの機会を得た陳長生は、20歳まで生きられないという自らの宿命を変えるために、伝説の達人・周独夫の手記を探し出す。しかし、さまざまな難関を越えて手にした手記に書かれていたのは、思いもよらない方法であった。
そんな時、唐棠の口から長生の宿命を聞いた白落衡は、凌虚閣にいる長生のもとへ駆けつけるが、徐有容と親しげな姿を目にして落胆する。一方、有容も長生の想いを知り、心を揺さぶられていた。
-
2020年10月30日(金)第19話
-
大朝試が終わり、狩りに出かけた陳長生たち。しかし、天海牙児が神器の弓と矢を持ち出して長生をつけ狙う。牙児の放った毒矢を受け、倒れたのは唐棠であった。
意識を失い、死を待つばかりの唐棠の姿を見て、自分の気持ちに気づく莫雨。母が残してくれた花嫁の靴を、祈るように見つめるのだった。解毒の薬は調合が難しく、長生は自らの血を与えることに。命を取り留めた唐棠は、長生の体を思って複雑な気持ちになる。互いを気遣う2人の友情はますます深まっていく。
-
2020年10月29日(木)第18話
-
大朝試の決勝戦に残ったのは離山剣宗の苟寒食と陳長生だった。2人は教宗の用意した青葉の世界で激突、この小世界の真意をつかんだ長生は、通幽の境地に達し苟寒食を破る。
ついに長生は大朝試の首位に立ち、唐三十六と共に天書陵への修行の機会を獲得、聖后より国教学院の新たな院長に任命されるのだった。一方、長生の勝利を喜ぶ有容は、周の一番の秘密ともいえる星盤大陣の間に通される。聖后は星盤大陣を引き継ぐことが有容の使命だと伝え…。
-
2020年10月28日(水)第17話
-
ついに大朝試が開幕。第一関門で国教学院は妨害を受けるも、長生の活躍により離山剣宗に続き2位で突破、第二関門の迷宮でも長生が謎を解き終点へと到着する。長生に先立ち離山剣宗の苟寒食が旗を奪うが、突如、魔族が現れ離山の弟子は襲われてしまう。
そこへ助けに入った長生だったが、その間に終点に到着した天海牙児と旗の奪い合いとなり 旗は折れてしまう。決着がつかぬ中、決戦への最後の切符を賭け、長生は牙児に有利な条件で戦うことになるが…。
-
2020年10月27日(火)第16話
-
大朝試を見据え、聖后の兄の天海承武は息子の牙児に龍の精魂でできた玉佩を渡し、精魂を体に取り込ませ功力増強を図る。精魂が取り込まれたことでダメージを受けた小黒龍を助けるため、一計を講じた陳長生たちは、見事に牙児から玉佩を奪い返す。ついに小黒龍は自由の身となるのだった。
その頃、徐有容は秋山君とともに周園の鍵の行方を追っていたが、星盤が反応し周園の入り口を見つける。すると神識で周囲を探る有容の前に、ある先達の姿が現れる…。
-
2020年10月26日(月)第15話
-
家業の帳簿を調べていた唐棠は、唐家が密かに魔族とつながり、武器の商いを行っているのではないかという疑いを深める。一方、陳長生は天海牙児の策略により、無実の罪で神都の牢に捕らえられていた。魔族の南客と黒袍は周園の鍵の在りかを聞き出すために、神都に入り込み牢を襲う。長生に恨みを抱く牙児は、長生が魔族と結託していると聖后に進言。事態を重く見た聖后は、長生の処刑を命じる。まさに刑に処されようとする長生の前に現れたのは…。
-
2020年10月23日(金)第14話
-
青雲榜に載る精鋭ばかりが次々と殺され、神都は大騒ぎとなっていた。そんな折、国教学院の正門前で骸が見つかる。因縁のある天道学院の生徒が殺されたとあって、真っ先に陳長生が疑われ、牢につながれることに。しかも凶器は唐家のものと判明し、店が襲われてしまう。実家の汚名をすすごうと意気込む唐棠だが、唐家には何やら不穏な空気が漂っていて…。
一方、長生の濡れ衣を晴らすため駆け回る徐有容は、あと一歩のところで手がかりを逃してしまう。
-
2020年10月22日(木)第13話
-
国教学院と離山剣宗の勝負は、陳長生と離山の二番弟子、苟寒食が戦い、激戦の末、長生が勝利をつかむ。両者健闘を称え合う中、有容の折り鶴が飛んできて衆人の前で秋山君との縁談を断る。激怒した聖后は有容に罰を与え、縁談を断られた秋山君はやけ酒をあおる中、南客から魔種を植え付けられてしまう。一方、青藤宴を受けて新たな青雲榜が発表され、順位を上げた唐棠だったが、青藤宴で天道学院をやめて国教学院に入ると宣言したため父親と大ゲンカになり…。
-
2020年10月21日(水)第12話
-
教宗に救われ事なきを得た陳長生だったが、またも徐神将の放った刺客に襲われ、小黒龍のいる井戸へと突き落とされてしまう。なんとか一命を取り留めた長生は、小黒龍の協力のもと再度、洗髄の壁に挑む。一方、外ではすでに青藤宴が始まっており、離山剣宗は徐神将に秋山君と徐有容の縁談を申し入れるが、落落から反対されたため国教学院に勝負を申し入れる。
その頃、ようやく洗髄が成功した長生だったが、体も回復しない状態にもかかわらず急いで青藤宴へと向かう。
-
2020年10月20日(火)第11話
-
青藤宴を前に各学院が準備を進める中、離山剣宗では長老たちが徐家に秋山君と徐有容の縁談を申し込もうという話が持ち上がっていた。二番弟子の苟寒食は他の弟子たちを率いて、青藤宴と大朝試への参加も兼ね、神都へとやってくる。離山剣宗からの縁談話を知った徐神将は、陳長生を始末するため天海牙児をたきつける。一方、長生は国教学院の前院長が師匠の計道人であることを偶然知るが、突然 学院に侵入した牙児の刺客たちに襲われてしまい…。
-
2020年10月19日(月)第10話
-
周園の鍵を狙う魔族の軍師・黒袍に襲われた陳長生と徐有容は、黒袍の結界により、絶体絶命の危機に陥ってしまう。
しかし長生は有容との協力で黒袍の力の一端を見破り、無事に脱出するのだった。黒袍との戦いの中で、長生は有容が「容児」であることに気づく。長くは生きられないという長生の宿命を明かされた有容は、決して死なせないと心に誓う。
一方、神都の地下に封印されている黒龍を救おうとする長生の前に、ある謎が立ち塞がっていた。
-
2020年10月16日(金)第9話
-
天鳳の血脈が真龍の血脈以外に心を動かせば破滅が待っている。有容の身を案じた莫雨が一計を案じ、陳長生を寒淵へ突き落とす。水底には、かつて神都を襲った玄霜巨龍が捕らわれていた。死を覚悟しながらも、最後まで諦めることなく龍に語りかける長生。そんな長生に心を許す黒龍。長生は黒龍を自由の身にすると約束し、黒龍は二度と人々に災厄をもたらさないと誓う。女の子に姿を変えた黒龍に名前をつけた長生は、誰も生きて戻らなかった寒淵から生還を果たす。
-
2020年10月15日(木)第8話
-
国教学院の正門の鍵は険しい陣に阻まれ入手できずにいた。そこで唐棠は自ら発明した鎧を着て陣に望むが失敗に終わる。そこへ南客が現れ、周園の鍵と勘違いして陣を破るが、隙をついた唐棠が鍵を奪い、ようやく正門は開かれる。一方の南客は、黒袍より秋山君を操り魔族に引き入れる方法を授かる。
そんなある日、長生は落落から学院の隣にある百草園に案内される。百草園はかつて太宗が様々な植物を育てていた庭園だった。長生はそこで謎の貴婦人に出会う。
-
2020年10月14日(水)第7話
-
玄幽子の小世界に閉じ込められた長生と徐有容だったが、長生が玄幽子の奇門遁甲の陣を破り脱出に成功する。玄幽子は秋山君が始末するが、耶識呼闌も南客に襲われ、謎の言葉を残して死ぬ。長生は丹炉で見つけた奥義から、妖族の経脈を治す方法を見つけるのだった。
そんな中、国教学院は大朝試の前哨戦である青藤宴の招待を受ける。だが青藤宴に参加するには学院の正門の鍵が必要だった。みんなで正門の鍵を捜す中、長生は書棚からある法則を見い出す。
-
2020年10月13日(火)第6話
-
周園の生存者を捜す徐有容は、山中で助けてもらった若い道士に遭遇、その道士が幼き頃に出会った陳長生であることを始めて知るが、長生は有容だとは気づかずその場を去る。そんな長生は、妖族の経脈を治す丹薬を作るため、玄幽子という妖族の煉丹師の元へ教えを請いに行く。
一方の有容も周園の生存者を追い、玄幽子の住みかを訪れる。2人は玄幽子に会うため中へと入るが、そこに待ち受けていたのは玄幽子の作り上げた丹炉の小世界だった。
-
2020年10月12日(月)第5話
-
大朝試に挑戦するには、前哨戦である青藤宴に参加しなければならないことを知った陳長生。
そんな時、神都に現れた魔族の刺客によって、妖族の姫・白落衡は深手を負ってしまう。自らを師匠として慕う落衡を救うため、長生は再び自らの血を与える。弟子として迎えた落衡と軒轅破、そして長生の3人で国教学院は再開。師匠の教えに従い修行を続ける長生は、ついに自らの命星を見つける。
しかしその命星は、人族だけでなく妖族や魔族にまで大きな波紋を招くものであった。
-
2020年10月9日(金)第4話
-
晴れて国教学院の再開を許された陳長生。さっそく修行を始めようとするが、初歩の段階でつまずいてしまう。そんな長生が醸し出す香りに誘われて、妖族の姫である白落衡が学院を訪れる。
しかしそこを魔族の暗殺者に狙われ、絶体絶命の危機を迎えるが、異変を察して駆けつけた長生に助けられる。書物で得た知識を駆使して見事魔族の技を破った長生に、すっかり心酔する落衡。弟子入りを志願するものの、長生はなかなか首を縦に振らない。
-
2020年10月8日(木)第3話
-
天道学院の試験で陳長生は唐家の息子、唐棠と友達になるが、難題を突破するも不合格となってしまう。徐家が学院側に手を回していたのだ。どの学院からも故意に不合格にされた長生は、青藤六院最後の国教学院を訪れる。
だが国教学院は19年間も閉鎖されていたうえ、教宗の敷いた剣陣が待ち構えており、剣陣を破れば学院は再開できるという。長生はひと晩かけて陣法を研究し、見事に陣を破る。そして学院を再開するため教宗のもとを訪れるが…。
-
2020年10月7日(水)第2話
-
宿命を変えるため山を下りた陳長生だったが、途中、魔族に追われる人族の少女を助ける。名も告げずに別れたその少女こそ徐有容だった。神都に到着した長生は、落落という妖族の少女と知り合い、その後婚約を断りに徐家へと赴くが、あまりに高慢な徐夫人に対し、謝罪がなければ証しは渡さないと言い残し、徐家をあとにする。
その頃、神都では大朝試に参加する資格がある青藤六院の入学試験が行われようとしていた。長生は天下一と名高い天道学院を訪れる。
-
2020年10月6日(火)第1話
-
人族、妖族、魔族が共存する世界。山奥で師匠の計道人、兄弟子と暮らす陳長生は、星辰の力を持っており、その血はどんな病でも治せた。
ある日、長生は祖父に連れられ命を落としかけていた少女、徐有容と出会う。長生は有容に自分の血を飲ませ、その命を救う。2人は心を通わせるが、有容は祖父に連れられ山を降りる。
そして歳月が経ち、長生は19歳となっていた。そんな長生に師匠は、星辰の力を持つゆえ長生が20歳まで生きられない宿命であることを告げる。