三田市では地元の特産品にしようと栽培が進められている、アスパラガスの出荷が最盛期を迎えています。
まっすぐにのびたアスパラガス。ことしも鮮やかな緑色に育ちました。
この時期に旬を迎える「さんだ春アスパラガス」は、三田市内の農家たちで作るグループが地元の新たな特産品にしようと、10年前から栽培に取り組んでいます。
出荷には品質や重さなど厳しい規格が設けられていて、寒い冬を乗り越えるために栄養を蓄えたアスパラガスは、太くてしっかりとしていて、大ぶりのもので直径1センチ以上、長さが30センチほどで柔らかく甘みが強いのが特徴です。
ことしは先月の寒さが長引いた影響で収穫が1週間ほど遅れたものの、おおむね予定通りに出荷されているいうことです。
「さんだ春アスパラガス」は5月上旬ごろまで出荷される予定で、地元のJA直売所や青果店などで販売されています。