SNSによる誹謗中傷などが社会問題となっていることを受け、兵庫県は大型連休や夏休みなどの期間中にSNS広告などを利用して誹謗中傷防止を呼び掛けるキャンペーンを実施すると発表しました。
誹謗中傷をめぐっては、兵庫県の内部告発文書問題に関連してネット上で知事や県議、県職員などにも心無い言葉が発せられ、最近では百条委員会で委員を務めた県議にも、大量の誹謗中傷メールが届くなど深刻な社会問題となっています。
こういった事態を受け、兵庫県は第1弾として4月26日から5月6日までXやYouTube、交通広告などを使って、誹謗中傷は刑事上、民事上の責任を負う可能性があることを動画やポスターで啓発するということです。
また兵庫県ではネット上の誹謗中傷などについて、弁護士に電話で相談できる窓口を毎週木曜日の午後に開設していて、4月からは第3日曜日の午後にも拡充して相談にあたっているということです。