去年の兵庫県知事選を巡り不適切な行為があったとして、姫路市議会から辞職勧告を受けた高見千咲議員が会見を開き、今後も議員活動を続ける考えを示しました。
姫路市議会の高見千咲議員は、去年の兵庫県知事選についてことし1月、自身のXに「兵庫県警の内部では、特定候補の応援をするように通達されていたと聞いた」などと投稿し、県警は「事実ではない」と否定しました。
市議会が設置した政治倫理審査会は、高見議員の行為は政治倫理条例に違反しているなどとする報告書をまとめ、市議会は辞職勧告決議案を全会一致で可決しました。
高見議員は21日、会見を開き、「政治倫理審査会の報告書に何が条例違反なのか書かれていなかった」などと主張した上で、辞職勧告には従わず議員活動を続ける意向を示しました。
高見議員は体調不良を理由に去年11月から市議会を欠席していましたが、6月の議会には出席する予定だということです。