但馬のハチ北高原で春の訪れを告げる「ザゼンソウ」が見頃を迎えています。
僧侶が座禅を組んでいる姿に似ていることからその名が付けられた「ザゼンソウ」。
面積が1.5ヘクタールにも及ぶハチ北高原の「ザゼンソウ群落」は、生育状態が非常に良く学術的な価値が高いとして、1971年に県の天然記念物に指定されました。
「ザゼンソウ」は春の雪解けとともに芽を出しますが、今年は積雪が多かった影響で例年より遅い開花となりました。
ハチ北高原の「ザゼンソウ」の見頃は4月いっぱいまでで、花の周りに緑の葉が出てくると写真が撮りにくくなるため、撮影するなら早めに訪れるのがおすすめだということです。