「あしなが奨学金」の募金活動
病気や災害などにより、親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが奨学金」の募金活動が4月19日から兵庫県内各地で行われています。
あしなが育英会が運営する「あしなが奨学金」は、病気や災害などで親を亡くした子どもや、親に障害がある子どもたちを対象とした支援制度で、毎年春と秋に全国で募金活動を行っています。
あしなが育英会によりますと、2025年度は予約採用枠で1720人が高校奨学金を申請しましたが、資金不足で688人が支援を受けられず、兵庫県でも127人の申請に対して53人が奨学金の支援を受けられていないということです。
19日は神戸市や西宮市、姫路市など県内9カ所で、奨学金を活用して学校に通う大学生らが街頭に立ち、後輩遺児らのために支援を呼び掛けました。
春のあしなが学生募金は、4月20日(日)と26日(土)、27日(日)も神戸市内を中心に県内各地で実施される予定です。