宝塚市の宝塚音楽学校で113期生の入学式が行われ、新入生40人が夢の舞台への第一歩を踏み出しました。
未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校には、11・75倍の倍率を突破した40人が入学しました。
式では、村上浩爾理事長が「時代に合わせて変えるべきところは変えていきたい」と指導方法や組織の改革に触れたうえで「お互いを尊重し切磋琢磨してほしい」と祝辞を述べ、新入生総代の佐藤桜耶さんが決意を述べました。
【新入生総代の佐藤桜耶さん】
「清く正しく美しくの教えのもとお互いを思いやり切磋琢磨しながら立派な舞台人になるよう限りない芸の道に精進することを今ここにお誓いいたします」
その後、晴れやかな笑顔で校歌を斉唱。
上級生に校章をつけてもらい、決意を新たに夢への第一歩を踏み出しました。
【新入生 長谷川佳凜さん】
「憧れ続けた宝塚音楽学校の校歌を歌うことができてとてもうれしいです」
【新入生 青木さらさん】
「私が地元(千葉県)にいた時は『宝塚!?』宝くじか…となることがあったのですがここにいると本当に宝塚と書いてあるので毎日が幸せです」
新入生は憧れの舞台デビューを目指し、声楽やバレエ、日本舞踊など2年間の稽古に励みます。