斎藤知事「一定の手ごたえ」 国の「防災庁」誘致要望

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斎藤知事は16日の定例会見で15日、国に防災庁の拠点を兵庫県に置くことを要望したことについて「一定の手応えはあった」と述べました。

国は、南海トラフ巨大地震などの大規模災害における司令塔機能を強化するため、来年度に「防災庁」の設置を目指しています。

防災庁をめぐっては、兵庫県は井戸前知事が2015年に防災庁の構想を掲げて、関西広域連合などで議論を重ね、国にも提案してきました。

斎藤知事は15日、内閣府の瀬戸隆一副大臣に、防災庁の拠点を兵庫県に設置するよう求める要望書を提出。

要望書では、兵庫県には阪神淡路大震災から復興した知見があることをはじめ、人と防災未来センターや三木市のE-ディフェンスなどの研究施設があることなどを理由に、神戸周辺に設置することを求めています。

石破茂首相は6月に防災庁の組織概要を示す方針です。

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