2点目を挙げた 9福島裕済(加古川・日岡山公園グラウンド)/画像提供:チェントクオーレハリマ
試合会場の賑わい /画像提供:チェントクオーレハリマ
■サッカー関西リーグ1部
<第1節>
○Cento Cuore HARIMA 2-0 FC.AWJ(4/12)
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サッカー関西リーグ1部が4月12日、開幕した。
トップチームの運営権を加古川市の「株式会社ムサシ」が取得したチェントクオーレハリマ(Cento Cuore HARIMA)は、新体制となって初めての試合に勝利した。
ハリマの開幕戦は地元・加古川市の日岡山公園グラウンドで行われ、前半29分、左からのクロスに反応したFW岡本奈也が、右足で相手ゴール右すみにシュートを決めて先制。
後半11分には、MF福島裕済が左足でミドルシュートを決めた。
一方、堅い守備でFC.AWJを無得点に抑え、開幕戦を完封勝ちした。
試合会場には1000人のファンや支援者が集まり、盛んな声援を送っていた。
■チーム力を強化へ
チェントクオーレハリマのトップチームの運営権を取得したムサシは、センサーライトや園芸用品等の製造販売会社。
岡本篤社長は3月の記者会見で、選手への金銭的・物理的インセンティブ供与や、スポンサー企業の拡大などによって、チームの競技力や収益力を強化し、将来のJリーグ昇格をめざすと表明した。
関西リーグ1部は、J1-J2-J3-JFL(日本フットボールリーグ)に次ぐ5番目のカテゴリーで、8チームで構成される。
各チームは9月まで全14試合を戦い、優勝チームは「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」に出場し、JFL昇格に挑戦する。
ハリマは次節4月19日に姫路市のウインク陸上競技場で神戸FC1970と戦う。
(浮田信明)