【チェントクオーレハリマ】再出発を勝利で飾る

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • 2点目を挙げた 9福島裕済(加古川・日岡山公園グラウンド)/画像提供:チェントクオーレハリマ

  • 試合会場の賑わい /画像提供:チェントクオーレハリマ

■サッカー関西リーグ1部

<第1節>

○Cento Cuore HARIMA 2-0 FC.AWJ(4/12)

————–

サッカー関西リーグ1部が4月12日、開幕した。

トップチームの運営権を加古川市の「株式会社ムサシ」が取得したチェントクオーレハリマ(Cento Cuore HARIMA)は、新体制となって初めての試合に勝利した。

ハリマの開幕戦は地元・加古川市の日岡山公園グラウンドで行われ、前半29分、左からのクロスに反応したFW岡本奈也が、右足で相手ゴール右すみにシュートを決めて先制。

後半11分には、MF福島裕済が左足でミドルシュートを決めた。

一方、堅い守備でFC.AWJを無得点に抑え、開幕戦を完封勝ちした。

試合会場には1000人のファンや支援者が集まり、盛んな声援を送っていた。

■チーム力を強化へ

チェントクオーレハリマのトップチームの運営権を取得したムサシは、センサーライトや園芸用品等の製造販売会社。

岡本篤社長は3月の記者会見で、選手への金銭的・物理的インセンティブ供与や、スポンサー企業の拡大などによって、チームの競技力や収益力を強化し、将来のJリーグ昇格をめざすと表明した。

関西リーグ1部は、J1-J2-J3-JFL(日本フットボールリーグ)に次ぐ5番目のカテゴリーで、8チームで構成される。

各チームは9月まで全14試合を戦い、優勝チームは「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」に出場し、JFL昇格に挑戦する。

ハリマは次節4月19日に姫路市のウインク陸上競技場で神戸FC1970と戦う。

(浮田信明)

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。