大阪・関西万博が開幕し神戸にも国内外から多くの観光客が見込まれる中、神戸市垂水区の大型商業施設でテロを想定した訓練が行われました。
神戸市垂水区の三井アウトレットパークマリンピア神戸で行われた訓練には、兵庫県警の警察官や施設のスタッフなど約50人が参加しました。
訓練は、大型商業施設内でナイフを持った不審者が現れた想定で実施。
爆発物が入ったカバンを広場に置いた不審者は、ナイフを取り出し周囲を威嚇。
最後は駆け付けた機動隊が刺股などを使い不審者を取り押さえました。
その後、防護服に身を包んだ専門部隊が、専用の機械で爆発物を回収する手順を確認しました。
また、神戸空港の国際化に伴い、4月18日から国際チャーター便の運航が始まるということで、警察は、テロへの対処能力を高め、不測の事態に備えたいとしています。