「ひょうごフィールドパビリオン」に密着! 三木市で肥後守製造体験

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大阪・関西万博の開催期間に合わせて、兵庫県内の各地では、地域の魅力を国内外に発信する取り組みが行われています。

このうち、三木市で行われている金物の魅力体験ツアーを取材しました。

4月13日に開幕した大阪・関西万博。

兵庫県は、関西パビリオンの中で大型スクリーンを使って県内の歴史などを紹介するなど、万博を機に情報発信を強化しています。

また、兵庫県内各地では、地域の魅力を国内外に発信する体験型観光事業、「ひょうごフィールドパビリオン」を展開しています。

260件の認定プログラムのうち、「金物のまち」で知られる三木市では、刃の厚みや鋭い切れ味が特徴の折り畳み式ナイフ、「肥後守」の製造工程を学ぶことができます。

「永尾かね駒製作所」は、肥後守を製造する唯一の工場で、5代130年以上にわたり伝統を守ってきました。

永尾かね駒製作所 5代目永尾光雄社長「親父の代で終わらせてはいかん 継いでいかなあかんなと」「昔ながらのやり方で使い捨てではなく 一生使える刃物 みんなに分かって使ってもらいたい」 

体験プログラムでは、刃を叩き上げる鍛造作業や曲げ加工など伝統的な職人技を見学した後、最後の工程となる研ぎを体験し、その場で切れ味を確認することができます。

さらに、刃をしまうハンドル部分に好きな文字を焼き入れて持ち帰ることができるので、特別感を感じることができます。

永尾かね駒製作所 5代目永尾光雄社長「大阪に足を運んでもらってうちにも足を運んでもらって伝統的なナイフの見学や体験をしていただけたらおもしろいんじゃないかな」

各体験プログラムの詳細は、県のホームページに掲載されています。

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