洲本市では、120年に1度と言われるほど珍しいタケの一種「メグロチク」の開花が確認されました。
ハチクの一種の「メグロチク」は、節と節の間に黒い筋が交互に現れる変異種です。
洲本市奥畑の個人が所有する山には、全国で唯一メグロチクが自生するエリアがあり、県の天然記念物にも指定されています。
洲本市は14日、このメグロチクの開花が確認されたと発表しました。
小さな笹の葉の固まりのように見えるものがメグロチクの花です。
開花は120年に1度と言われ、一帯で一斉に始まります。
14日は、全国のタケを調査している国の研究機関の小林慧人さんが現地を訪れ、今後の管理の仕方などを市の職員と相談ました。
市は、小林さんとともに奥畑のメグロチクを適切に管理していきたいとしています。