伊丹・宝塚市長選挙開票 伊丹市長に中田氏 宝塚市長に森氏が初当選

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  • 伊丹市長選に当選を決めた中田慎也氏

  • 宝塚市長選に当選を決めた森臨太郎氏

任期満了に伴う伊丹市長選と宝塚市長選が4月13日、投開票され、伊丹市長選では無所属新人の中田慎也さんが、宝塚市長選では無所属新人の森臨太郎さんが初当選しました。

新人3人の争いとなった伊丹市長選では元兵庫県議の中田慎也さん(43)が3万1386票を獲得し、初当選を決めました。

伊丹市議を経て2015年から兵庫県議を務めた中田さんは藤原保幸市長が築いた市政の継続を強調。

その上で、子育て支援や伊丹空港に国際便の就航を目指す政策などを訴えました。

投票率は36・84%で前回より2.39ポイント上がりました。

一夜明けた14日、中田さんは選挙管理委員会から当選証書を受け取りました。

【伊丹市長選で初当選した中田慎也さん(43)】

「自分が掲げた公約について半年間で着手率100%を目指して市政運営していきたい」

一方、こちらも新人3人の争いとなった宝塚市長選では、小児科医の森臨太郎さん(54)が3万3459票を獲得し、初当選を果たしました。

森さんは市立病院の経営を立て直す他、医療・福祉・介護のネットワークを構築し、「いのちを守るまち」づくりを進めることなどを訴えました。

投票率は36・97%で前回を5・68ポイント下回りました。

【宝塚市長選で初当選した 森臨太郎さん】

「宝塚市の置かれた状況は厳しいという認識。現実を見て宝塚市の背丈に合った暮らしや命のあり方を確立して市民の皆さまにも納得いただく」

伊丹市の新市長の任期は4月24日から、宝塚市の新市長の任期は4月19日からです。

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