JR福知山線脱線事故から20年を前に 負傷者らが再発防止願う「空色の栞」作成

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  • 空色の栞にリボンを通す負傷者ら

兵庫県尼崎市で2005年に発生したJR福知山線脱線事故から20年となるのを前に、負傷者らが事故の風化防止の願いを込めた「空色の栞」を作成しました。

「空色の栞」は、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の負傷者やその家族らが毎年作り続けていて、当時先頭車両に乗り重傷を負った福田裕子さん(41)がデザインを担当しています。

2025年の栞には、事故当日と同じ真っ青な空が描かれている他、「安全で安心な社会をみんなで育んでいきたい」などのメッセージが添えられています。

参加した人たちは、発生から間もなく20年を迎える事故に思いをはせながら栞にリボンを通していきました。

空色の栞はおよそ5000枚作られ、7日からJR宝塚線の6つの駅で自由に手に取ることができます。

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