決勝トライを挙げた 神戸スティーラーズ 松永貫汰 (3/23) /©ジャパンラグビーリーグワン
リーグワンD1 順位表
■苦境はね返す
<リーグワンD1>
○神戸スティーラーズ 47-5 三重ホンダヒート(3/15)
○神戸スティーラーズ 39-37 東京サントリーサンゴリアス(3/23)
○神戸スティーラーズ 27-24 リコーブラックラムズ東京(3/30)
————–
ラグビー・リーグワン1部(D1)コベルコ神戸スティーラーズは3月後半の3試合を連勝し、プレーオフ(PO)進出圏内の5位をキープしている。
3月15日のホンダ戦は7本のトライを奪って快勝した(47-5)。
23日のサントリー戦は激しい点の奪い合いとなり、後半32分に神戸スティーラーズが34-30とリードしたが、すぐにサントリーに34-37とひっくり返された。
しかし試合終了まぎわ、相手のラインアウトボールを小瀧尚弘が奪い、パスをつないで最後は松永貫汰が逆転の決勝トライを挙げた(39-37)。
30日のリコー戦は共同キャプテンのブロディ・レタリックが欠場。
チーム1の10トライを挙げているアタアタ・モエアキオラが、試合開始わずか30秒で頭を強打して交代したうえ、前半に相次いで2枚のイエローカードが出され、神戸スティーラーズは一時13人で戦った。
それでも前半、0-14から2本のトライとPGで17-14と逆転し、後半もリコーの猛追を制して逃げ切った(27-24)。
■初のPO進出めざす
苦しみながらも神戸スティーラーズは今シーズン初の3連勝を達成し、7勝6敗と白星が先行した。
残り5試合。
リーグワン創設から4シーズン目で、初のプレーオフ進出(今シーズンから6チームに拡大)をめざす。
次戦は4月6日、ホーム・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場に首位・東芝ブレイブルーパス東京を迎えて戦う(14:30開始)。
(浮田信明)