伊丹市の男性 産婦人科医名乗る人物に1億5500万円だまし取られる

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  • 伊丹警察署

伊丹市の会社経営者の男性がソマリアで産婦人科医として働いていると名乗る人物らに約1億5500万円をだまし取られました。

警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと伊丹市で会社を経営する77歳の男性は、2024年11月、SNSのフェイスブックを通じて知り合った日本人女性を名乗る人物から「ソマリアで産婦人科医として働いているが日本に帰りたい」「お金が入った鉄製のボックスを日本に送るので受け取って欲しい」などと連絡を受けました。

その後男性は、紹介された外交官を名乗る人物から「ボックスが税関を通過する為に必要な書類を作成するのにお金がいる」などと言われ、2024年12月17日から2025年3月10日までの間、1回約2万円から950万円を61回にわたり合計約1億5500万円を振り込んだということです。

男性は当初、不審に思っていませんでしたが、話を聞いた男性の子どもたちから「詐欺ではないか」と言われ、被害が発覚しました。

警察では、面識のない相手の話は信じないことなど注意を呼び掛けています。

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