丹波篠山市では、粘り気が強く、栄養が豊富な地域の特産品「山の芋」の植え付け作業が始まりました。
丹波篠山市の栽培農家では、特産品の「山の芋」の植え付け作業が始まり、農家の人たちが種芋を手作業で一つ一つ植えていきました。
丹波篠山の「山の芋」は、昼夜の寒暖差が大きい気候と粘土質の土壌によって育まれるため、上質で粘り気が強いのが特徴です。
丹波篠山市内での「山の芋」の栽培面積は、約18ヘクタールとピーク時に比べて10分の1以下に減少。
市は補助金を出すなど、対策に乗り出しています。
植えられた「山の芋」は6月ごろに発芽し、11月上旬ごろ収穫されるということです。
2025年シーズンは約150トンの収穫を見込んでいて、地元の直売所の他、関西のスーパーや百貨店などに出荷される予定です。