「街全体が一軒の宿」 城崎温泉の旅館で合同入社式

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地域一帯で人材育成に取り組む豊岡市の城崎温泉で、それぞれの旅館が採用した新入社員の合同入社式が開かれました。

合同入社式には8つの旅館に就職した40人が出席し、城崎温泉旅館経営研究会の藤原順二会長から「共存共栄の精神で盛り上げてほしい」と激励の言葉を受け入社証書を受け取りました。

城崎温泉は「街全体が一軒の宿」をコンセプトに掲げていて地域一帯で人材育成に取り組もうと、2023年から合同入社式を行っています。

これ以降、新入社員同士で夏休みの縁日イベントを企画・運営するなど、旅館の垣根を超えた協力体制が築かれるようになったそうです。

2025年の入社式では豊岡市の芸術文化観光専門職大学を卒業した永井楓華さんが新入社員としての決意を述べました。

新入社員は4月9日から、神鍋高原での合同研修に参加します。

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