元県民局長の公用PCの開示を求め YouTubeチャンネル運営会社が県を提訴

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兵庫県の斎藤知事の疑惑などを告発した元県民局長の公用パソコン内にあった情報の開示を求めて、YouTubeチャンネルの運営会社が4月2日、県を提訴しました。

訴えを起こしたのは、YouTubeチャンネル「SAKISIRU」の運営会社、「ソーシャルラボ」です。

訴状などによりますと、「ソーシャルラボ」は去年12月、斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発した元県民局長の公用パソコンの中身について開示を求めましたが、県はこれを非公開としました。

ソーシャルラボは、「情報開示の『公益性』が元局長のプライバシー権保護の要請を上回るものであることは確実」などとして、県に対して非公開の決定を取り消し、情報を公開するよう求めています。

知事を巡る文書問題では、元県民局長の私的な情報が県議らに漏えいした疑いなどを調査した2つの第三者委員会に関する情報開示を求めて、大学教授も訴えを起こしています。

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