神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」が天国に旅立って1年となった3月31日、市内各地では、感謝を伝える追悼行事が始まりました。

「タンタン」がこの世を去って1年となった3月31日、神戸市灘区の王子動物園では命日に合わせ追悼行事が行われ、開園前からファンたちが長蛇の列を作っていました。

愛らしい姿から「神戸のお嬢さま」の愛称で親しまれたメスのジャイアントパンダ、「タンタン」は2024年3月31日に心臓疾患により28歳で天国に旅立ちました。

「タンタン」が長年暮らしたパンダ館では、多くの人に親しまれた生涯をまとめた記念の冊子が配られた他、来園者たちが巨大なボードに白と黒のシールを貼ることで「タンタン」の姿が浮かび上がる体験参加型のコーナーも設けられました。

訪れた大勢のファンたちは「タンタン」をしのび、感謝の気持ちを伝えていました。

また近隣の水道筋商店街では4月30日まで写真バナーやのぼり旗などが飾られます。