2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災地支援のため、2025年4月から石川県珠洲市などに派遣される兵庫県の職員に、27日辞令が交付されました。
辞令が交付されたのは、土木や建築の他、事務を担う20代から30代などの職員6人で、式では斎藤知事から激励の言葉が贈られました。
石川県によりますと、2024年1月の能登半島地震では、関連死を含め石川県内で549人が亡くなり、6117棟の住宅が全壊しました。
兵庫県は被災地を支援するため2024年度、6人の職員を派遣していて、今回は石川県や珠洲市からの要請を受け、能登半島地震と能登半島豪雨の被災地支援のため、新たに6人の職員の派遣を決めました。
今回派遣される職員は、本人の希望や東日本大震災の被災地での職務経験を踏まえて選ばれていて、4月1日から1年間、石川県や珠洲市に派遣されます。
派遣職員は、被害を受けた橋の復旧や、SNSを通じた支援制度の広報業務などにあたるということです。