終戦からことしで80年 神戸空襲・神戸港の歴史を紹介する写真展

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終戦からことし8月で80年となるのを前に、神戸空襲による被害や神戸港の歴史をまとめた写真展が25日から神戸市長田区で開かれています。

市民団体「神戸に平和記念館をつくる会」は、2017年から年に1回、平和や戦争に関する写真展を開いています。

会場の神戸市立長田区文化センターでは、神戸空襲や神戸港の歴史をまとめた写真やパネルなどおよそ100点が展示されています。

こちらは、空襲のあった1945年に撮影された神戸市中央区元町通3丁目の写真です。

神戸では、5回の大規模な空襲があり、8000人以上が亡くなったと推定されています。

また、神戸港は戦前、造船を中心に鉄鋼や航空機など軍需産業の拠点でした。

会場には、終戦後もベトナム戦争の際、アメリカ軍の空母が神戸港に入港していた歴史や、核を積んだ船を入港させない「非核神戸方式」が1975年に決議された経緯などをパネルで紹介しています。

この写真展は3月30日まで開かれています。

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